読むべき本はたくさんあるけど、私の目は2つしかない。頭にいたっては1つしかない。

nomazon
上記サイトはこちら → nomazonnomazonはこういう感じのサイトです。

nomazon(ノマゾン)は、Amazonのリストにはない本だけが集まった仮想ブックショップです。
nomazonの目的は、世界中に星のように散らばる多様な本を、選び、分類し、見つけやすくすることです。

引用元:nomazon
こういう試みを思いついて、しかも形にできる人ってどういう人たちなんでしょうね。天才な上にアグレッシブ。泣ける。
面白そうな本がスルスルと出てくるので大変危険です。

会社を辞めてからアホの子のように本ばかり読んでいますが、そもそも人間が生涯で読むことができる本の数は有限です。それに対して、とても読みきれない量の本がすでに地球上に存在して、しかも毎日のように増え続けています。今日、日本で出版された本だけでもどれくらいの量があるんでしょうね。国会図書館とかに行けばわかるのかな。
そういえば国会図書館で成人向け雑誌を所望すると、個室で司書さんに監視されながら成人向け雑誌を閲覧できるという新しいプレイができると聞きましたが本当でしょうか。本当だったらどうするんだ。

貴重な時間とお金をかけて本を読んで、その内容が始末におえない内容だったら悲しいですよね。
皆さんはどうやって読む本を選別されているでしょうか。

技術書と参考書と試験対策本ばっかり読んでていいですか?いや、よくない(反語)

先月までの私がまさにそうだったのですが、基本的に仕事と関係ある本ばっかり読んでました。サーバ構築の云々とか、ネットでボロ設けする○○とか、△△技術者試験完全攻略読本とか。もちろんこういう本も大変役に立ちますし、これらのおかげでご飯を食べられていたわけで、感謝の気持ちでいっぱいです。しかし会社を辞めようと志した時、ほんの少しだけ私の視野が広がりました。(会社員に興味がなくなって、学生時代ぐらいの視野に戻ったというべきかも。いいのかそれで)で、ふと「こういう本ばっかり読んでて、自分は面白いオジサンになれるだろうか」という疑問が生まれてきました。私はイケメンでも痩せマッチョでもありません。シンバルキックなんてやったら、多分じん帯が切れます。すでに阿部寛吉川晃司になれないことは確定しているのです。せめて幅広い知識を持った面白いオジサンを目指さなければ。

で、結局何の本を読むの?

書店に行けばたくさんの本に出会えますが、基本的には「書店側が売りたい本」が並んでいるので、あまりいい本に出会えないような気がしてきます。最近では、店員さんが手作りポップでオススメしてくれたりするので、隠れた名本が出てきたりもしているようですが。ネットの書評は非常に参考になるので、特に各方面で有名な方のブログなんかで紹介されている本は大変参考になりますが、残念ながら数が多いので、手当たり次第に読んでいるとそれだけでお金と時間が終了してしまいそうです。さてどうしよう。

最近の私の選別手法

これといって特別なテクニックではないのですが、日常会話の1パターンとして、
「何か面白い本ない?」
と聴くようにしています。本当にその人にとって面白い本であれば、必ず熱心にオススメしてくれます。
※小説の場合、最悪、解説の度が過ぎてネタバレされることもある諸刃の剣
知り合いのオススメ本であればまずハズレはないですし、その人が出版関係でなければ大人の事情でおかしな本を薦められることもありません。
会話のパターンとして、「最近、本読んでないわぁ~」という答えが返ってきたならば、逆にこちらのオススメ本を教えてあげましょう。少なくとも、天気の話をするよりは多少盛り上がると思われます。
コツとしては、全然興味なさそうな本を紹介されても、熱心に聴くことを心がけるぐらいでしょうか。こっちから話題を振っておいて、興味なさげにするのはそもそも人としてちょっとアレですから。