【読書感想文】『仕事に活かす! フォトリーディング』を読みました。あるいは図書館とフォトリーディングをつかった節約学習術のはなし

仕事に活かす! フォトリーディング (PHPビジネス新書)
仕事に活かす! フォトリーディング (PHPビジネス新書)

「フォトリーディング」ってご存知ですか。
すごく端的に言うと速読法の一種です。パラパラとリズミカルに本をめくって読んじゃうようなやり方です。

かなり昔に似たようなフォトリーディングのテクニック本を読んだことがあるのですが、その本は非常に眉唾な内容でした。曰く、「フォトリーディングを続けると直感力が冴えて、予知能力が身につく」とか、「消防士のトムは直感が冴え渡り過ぎて、火事が起きる前に現場にいた」とか。それ、トムが放火したんじゃねーのというツッコミは置いといて、とにかくオカルトチックな内容が満載でとても実践する気にならなかったのを覚えています。

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フォトリーディングのテクニック本でありつつ、読書に対する考え方の良書

本書は確かにフォトリーディングのテクニック本なのですが、それ以上に読書に対する考え方を今一度見なおさせてくれる良書です。ざっくり私が感心した部分をまとめますと、

  • 人間が一生のうちに読める本、吸収できる情報には限界がある。きちんと情報を取捨選択すること
  • 読書には何らかの「目的(解決した問題)」があるはずので、その目的を明確にして読むべき
  • フォトリーディングの最初のステップで本の概要を1~2分でつかみ、「これ読まなくてもいいな」と思ったら読まない。自分に不要な本を読む時間が削減できる。
  • 読書に入る前、簡単にできる「ミカン集中法」をやるといい。※ミカン集中法については有名なテクニックらしいのでググると色々出てきます。
  • フォトリーディングをやるのはいいが、何も完璧にやろうとしなくていい。適当でオッケー。やりたくなければやらなくたってオッケー。
  • 普通の読書法だと、1冊の本を最初から最後まで通して1回読む。フォトリーディングだと、1冊の本に対し、結果として何度も目を通すことになる。どっちが内容を覚えやすい?

こんなところでしょうか。

図書館とフォトリーディングは非常に相性がイイ

私はヘビー図書館ユーザーです。で、フォトリーディングと図書館が非常に相性がいいことに気が付きました。特定の分野について調べる時、お金と時間を節約しながら効率よく学習できるのです。どういうことかというと、例えば私はここ半年ほど「SEO対策」の勉強をしています。巷にはSEO対策本が星の数ほど出版されていますが、読んでみるとどれも書いてある内容はほとんど同じであることに気づくはずです。もちろん時代による内容の変化はありますが、沢山の書籍を漁るとそれらの違い、定説が変化していく様子がどんどんクッキリ見えてきます。

とはいえ1冊1冊を今までの読書法で読むと、物凄い時間がかかります。というかかかりました。

ここで効率よくやるには、

  • まず図書館で「SEO対策」の本を片っ端から借りてきます。書店では数千円とか数万円かかってしまうところが、図書館ならタダです。
  • そして、読書の目的を「自分が知らないSEO対策手法はあるか、今まで知っていた情報と異なる点はあるか」に設定し、フォトリーディングを開始します。結果、書籍の90%は読まなくても良くなり、必要な情報だけを吸収できるというわけです。
  • 自腹で本を買ってしまうと、いくら「この本よまなくて良くない?」と思っても勿体無くて思わず読んでしまうでしょう。SEO対策本って1,200円とか、高いやつだと1万円近くするし…図書館で借りた本なら、安心して読まなくても返せます。タダです。無駄な情報を吸収しつつ無駄な時間を使うという超無駄なことをしてはいけません。
  • また今の図書館は簡単に蔵書検索できるので、同じ分野の書籍をまとめて借りるのも容易。しかも古本屋を回らなくてもかなり古い本まで蔵書してあるのが普通で、まさに至れり尽くせり。

ちゃんと税金を収めているのに図書館を利用したことがない方は、勿体ないので積極的に利用するといいんじゃないでしょうか。なんか図書館のステマみたいになってしまった。

というわけで効率のよい読書法に興味が有る方、一読してみてはいかがでしょうか。

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