身の回りのなんか怒るひとびと

2014年4月7日

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こないだFacebookを眺めていたところ、遠い知り合いのこんな書き込みが。

昨年買った洗濯機の全面パネルにヒビが入りました。洗剤や柔軟剤が付いたのが原因らしいです。すぐに無料で修理してもらえました。頭にきましたが、また洗濯機がキレイになったのでよかったです。(内容は要約かつ適当)

なんだかモヤモヤしていたところ、今度は身近の親戚がこんなことを。

現在利用中のケーブルテレビと追加契約して、ブルーレイレコーダーをレンタルしたの。そしたらこのレコーダー、ブルーレイへの書き込みがめちゃくちゃ遅いじゃない!2番組同時に録画できないし!頭にくるわ!

なんかアレですね、みんな怒ってるますね。すごいね。

洗濯機は壊れるし、ブルーレイは録画できてる

要するに「思いやり」とか「想像力」が足りないから怒ってるんだと思うんですよね。

洗濯機のプラスチック部分が割れるのは当たり前。自分のせい。取説に書いてある。しかも修理してもらってるし。

ケーブルテレビ局がいつも超最新スペックのレコーダーをレンタルしてたら破産しちゃう。スペックを確認しないほうが悪い。

もちろん詳しいスペックなんかは売る人間が事前に説明しろ!というのはわかりますが、イチイチ「こういうことすると壊れます」とか「等倍速度でしか書き込みできません」なんて言わないでしょ…。そんなんキリがないし…。

いい大人は怒らない

何が言いたいかっていうと、要するにみんないい大人なんだから、起こる前にワンクッションおいて、相手のこととか自分のやったことを振り返りましょうよ、っていう当たり前の話がしたいわけです。

なんか最近、脊髄反射で怒りを振りまく人が多い気がします。特にネット上で。
自分もそうならないように気をつけたいものです。

時々私のお店にも、
・3ヶ月後の◯◯日に届けて!
・注文したけどもっと安くして!
・ラッピングはゴージャスでどこにでも出せる恥ずかしくないものに!
みたいな無茶な注文が来て、オイオイとなってしまうことがありますが、そういう時もわざわざ当店を選んでくださったお客様なのですから、冷静かつ温かい対応を心がけたいものです。

しかし3ヶ月後に届けてほしいってどういう状況なんだろう。送るの忘れてしまう(迫真)。

関係ないけど

渡辺浩弐の短編に「聖人プログラム」っていう話があって、とある天才ハッカーが自分に起きた嫌なことについて、その原因を街中の監視カメラにハッキングして追いかけるプログラムを作った結果、すべての原因は自分に返ってくることがわかり…という話なのですが、結構面白いのでオススメです。あんまり関係ないけど。

photo credit: Tambako the Jaguar via photopincc