モテモテにはなれないけれど、世界一自由で生産性が20000%アップするマイノート

自由度の高いノートVer0.2

みなさんはどんな感じのノートをお使いでしょうか。

ノートといえば意識の高いビジネスマンのマストアイテム。自分のアイディアを記録し、まとめ、新しいバリューを生み出すための土台になる必須ツールです。デキるビジネスマンはモレスキンとかモレスキンとかモレなんとかいうノートをとりあえず使っておけば大丈夫な風潮があり、実際そういうの使ってると「うわーっなんか高収入っぽい!素敵!抱いて!」と世間の女子に評価されるのでモテるらしいです。すごいぜなんとかスキン。

ところで私レベルに意識の高いビジネスマンになると、ノートには並々ならぬこだわりが…あるわけではないのですが、まぁ使いやすいノートを探して日々探求しているわけです。新しいアイディアなどがサクサク産まれてくれないと生活に困るのがひとり企業の難しいところです。

モレなんとかいうノートはシャレオツ感は満載なのですが値段がちょっぴり高いし自由度が低い。私が求める意識高い系ノートにはちょっと色々足りないし、部分的にはオーバースペックなのです。シャレオツ感とか。オーバーシャレオツ。

こんなノートが欲しい!

まずは私がノートに求めるポイントを確認してみましょう。私が欲しいノートはこんな感じ。

ページが自由に入れ替えられる

一番大切なのはここ。
思いついた瞬間に適当に開いたページに書きたいので、書きなぐったそのページを後から正しい場所にお引っ越しできるのが重要です。要するに普通のルーズリーフみたいな感じ。

方眼とか罫線とか白紙ページとか色々入れたい。A3の紙とかも一緒にはさみたい

ノートのフォーマットは割と自由な感じでいきたいです。白紙でもいいのですが、なにぶん字がヘタクソなのでキレイな枠があるとそれはそれで嬉しい。しかしたまには白紙に自由に書きたい。乙女心のようにあちこち揺れる私の心。理想の彼はどこ?

サイズはA4で

B5サイズだとちょっと小さくて、私の自由かつ柔軟、そして無限大なアイディアを受け止めるには小さい気がします。大きければ大きいほどいいのですが、まぁA4ぐらいで我慢してやりましょう。世の中の書類はA4ばっかりなので、持ち歩くにも便利だし。関係ないけど昔のランドセルってA4サイズじゃなかったですよね?

簡単に補充できること

ノートはガリガリ自由に書きたいので、値段が高いとかどっかの専門店でしか売ってないとなるとちょっと使いづらいところです。最低でも近所の文具店で確実に入手できるレベルじゃないと、心配性の私は使う気になれません。

世界一自由なマイノートVer0.1

自由度の高いノートVer0.1

さて、そんなわけで最初のノートはこんな感じ。

普通のコピー用紙にExcel(というかOpenOffice)で作った方眼などの枠線を印刷し、それを2穴のファイルにまとめてあります。

工夫として、案件ごとに「プクリップ」という文具でまとめてから2穴ファイルにまとめているので、案件単位で分離・持ち運びが可能となっています。また不要になったページは別の大きなファイルにどんどん移していき、常にアクティブなページだけを残すようにするとスマートです。

  • 方眼とか罫線とか白紙ページとか色々入れたい。A3の紙とかも一緒にはさみたい
  • サイズはA4で
  • 簡単に補充できること

このノートだと上記の要件は抑えられ、またそのへんにあるものですぐに始めることができるというメリットがあるのですが、こんな問題もあります。

  • 表紙がつけられない、ノートの端が折れる
  • ノートの入れ替えが面倒
  • 見た目がダサい

やってみると分かるのですが、表紙が付けられないんですよね…。硬い表紙をつけるとめくれないから。そうするとカバンから出し入れするたびにノートが折れて痛みます。見た目が悪い。
そして一番良くないことに、ノートの入れ替えがとてつもなく面倒くさい。いちいち2穴ファイルからノート抜くとか。

世界一自由なマイノートVer0.2

自由度の高いノートVer0.2

そこでパワーアップしたのがこちらのVer.2。以下のクッソ面白い記事を参考にしました。

ルーズリーフの30個の穴があなたの仕事を変える – デイリーポータルZ:@nifty

ルーズリーフって思ったよりずっといろんな穴あけ器具、綴じ具が存在するんですね。綴じ具なんかは数百円で買えますが、穴を開ける器具は良い物を買おうとすると結構します。

カール事務器のゲージパンチGP-30

私はこちらのゲージパンチ [GP-30]|あける|カール事務器を「たまたま文具店で見かけた」という適当な理由で購入しました。一度に穴を開けられるのは5枚ぐらいですが、お値段2,500円ほどでルーズリーファー入門にぴったり。表紙と綴じるためのリング部分を買っても3,000円ぐらいです。

ルーズリーフを導入すると、いろんなメリットがあります。

  • ページの入れ替えが超カンタン
  • どんな紙でも(穴さえ開ければ)綴じれる
  • 2穴ノートと比較して、紙が破れにくい
  • まさに世界にオンリーワンのノートがここに!

デメリットとしては、穴を開けるのが面倒なことぐらいでしょうか。

世界一自由なマイノートVer0.3

もうノートの形としてはVer0.2の時点で完成でいいのですが、さらに一歩進んで無印良品の「インデックスが作れるパンチ」を導入してみました。

インデックスが作れるパンチ W54×L49×H36mm | 無印良品ネットストア

世界一自由なマイノートVer0.3

これを使うとノートの端っこに切れ目を入れて、かなり小さめのインデックスを作ることができます。インデックスは付箋を貼るとか色んな方法で作れるのでなんでもいいと思うのですが、このパンチを使うと以下のメリットがあります。

  • ノートの一部がそのままインデックスになるので、見た目がスマート
  • 小さいインデックスができるので、たくさん作っても平気
  • 要らなくなったら元のように折り返せばいい
  • あとで見返した時にインデックスの切れ目が残ってると、「このページが重要だった時期があったんだなぁ」ということがわかる
  • なんか楽しい

使ってみて楽しい、と思えるのが何気に重要です。触っているうちに色々と発見することもあるものですから…。

大切なのは使い方

ここまで自由なマイノートのあるべき姿について書いてきましたが、大切なのはそのノートをどう使うのか、ということです。特に最近では「なんでも記録する」「見返す」という2つのポイントが非常に重要だと思っております。

ほんのどうでもいいひらめきを書いてみたり、その日の仕事っぷりを書いてみたり…で、それらを後から振り返り、整理することで

  • 意外と自分、いろいろやってんじゃんという満足感を得られる
  • 意外と自分、いろいろ考えてるじゃんという満足感を得られる
  • 新しいアイディアや発見がどんどん産まれる

みたいなメリットを享受することができます。私は基本的にEvernoteを使い倒していてもうEvernote中毒みたいなところがあるのですが、同じ記録することでもアナログとデジタルそれぞれにいいところがあり、また最終的にはノートをスキャンしてデジタル化もできるので、いろいろ工夫しながら今後も進化させていきたいと思います。

道具をいじること自体が楽しいだけっていう説も否定できないですけどね。