プログラム未経験の雑貨屋店長がiPhoneアプリを作って公開するまで:その1

2015年4月6日

iPhone

スマートフォン用のアプリ作ってみようかな…ちょっと興味のある方なら、誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。こういうアプリがあったら便利だなぁとか、こういうアプリを開発したら大ヒットして大金持ちに、黙っていてもお金がガッポガッポ入ってきて札束の風呂に美女をはべらせてウハウハしながらドンペリで彼女ができて身長が伸びて宝くじも当たって最高じゃん… !とか、妄想したことありますよね。ね。

片手間でできちゃうアプリ開発

アプリの開発はちょっと時間が空いた時にできるので、副業としてもやりやすいです。現に私もプログラム未経験の状態から独学で開発をスタートし、雑貨屋業務の合間にコツコツと開発を続けるうちに今では10本(もうすぐ11本)のiPhoneアプリをリリースするに至りました(※うち4本は人気がないので非公開にしたけど、広告収入の内訳を見る限りまだ利用してくれている方がいるらしい…ありがたやありがたや)。

プログラムを書けるようになるとスタバでノマドでモテモテ

iPhoneアプリ開発の技術は未経験からでも、頑張れば十分に習得することができます(簡単とは言いませんが…言いませんがッ…!)。アプリ開発技術、つまりはプログラミング技術の取得がもたらす恩恵は単にアプリを開発できることに留まりません。プログラムを書けることで普段の仕事も楽々になる、喫茶店でプログラム書いてるとものすごいそれっぽくてモテモテになる(気がする)など、色々と良いことがあります。特にスタバでノマドぶると実にフリーランスでスタートアップでクラウドソーシングな雰囲気が出ますね。何言ってるかわかりませんね。

ここでは私が未経験から勉強、iPhoneアプリをリリースできるようになったところまでのありのーままのー姿を見せていきたいと思います。これからアプリを開発しよう、してみたい、札束の風呂に美女でドンペリでウハウハだぜ、という方が少しも寒くなくなっていただければ幸いです。

2013年6月ごろ:プログラムの勉強をスタート

時は2013年6月ごろ…ネットショップ開業から約10ヶ月、大して売上も上がらず、予算もカツカツで広告も打てず、かといってSEO対策の成果が出るにはまだまだ時間がかかりそう…。平たく言うと、微妙にヒマ。独立から約11ヶ月で初めてのヒマ。そういう状態でした。とりあえず電灯のヒモを相手に何日かシャドーボクシングをして過ごしました。パンチを当てたヒモがブーンと戻ってくるところをダッキングとスウェーで回避しつつ、無防備なヒモにワンツーを叩き込むのが最高にスリリングですよね。ヒモとの熱いバトルの日々もそれなりに充実していたのですが、さすがにもう少しマシな時間の使い方がある気がしてきました。うーん何をしようか。やりたかったこと、やりたかったこと…

そうだ、アプリ作ろう。

目標を決める:iPhoneアプリの開発とリリース

当面の目標は「iPhone用のゲームアプリを開発する」にしました。

なぜAndroidじゃなくてiPhoneなのか。答えは簡単、「私がiPhoneしか持ってないから」です。スマートフォン市場のシェアがどうとか、開発する言語が変わってくるからどうしたとか考えることはいろいろあるとは思うのですが、だってアプリ開発の素人じゃん?まずは自分にとって一番身近なところを目標にするのが一番だと思いました。

ちなみに最近ではiPhone用のプログラム言語である「Objective-C」で書いて、Android用に動作させることも可能(可能なフレームワークも出てきた)だそうです。時代って凄いですね。逆にAndroid用に書いてiPhoneやらパソコンやら色んなプラットフォームで動かすこともできるフレームワークもあるそうで、初心者的には本当に何を選べばいいのか分からなくて勉強する前から挫折しそうです。

当時の私も多少混乱しましたが、「ゴチャゴチャしてきたら、とりあえずやってみる」の精神でとりあえずスタートしました。いつもこうやって適当にスタートしちゃうから後で苦労するのですが、まぁそれはそれでありのーままのー自分なのでいいと思います。雑貨屋とか適当にスタートしすぎて本当に大変だった。本当に大変だったよ…それは関係ないから書きませんが。

今回はここまで。
じぃーまでした。

つづく

プログラム未経験の雑貨屋店長がiPhoneアプリを作って公開するまで:その2 【C言語を勉強するの巻】