プログラム未経験の雑貨屋店長がiPhoneアプリを作って公開するまで:その4 【Objective-Cを勉強するの巻】

2015年4月7日

ついに人生初のMacを手に入れた私は、いよいよObjective-Cの勉強を始めることにしました。iPhoneアプリといえばObjective-C、Objective-CといえばiPhoneアプリです。

【前回まで】

こういう時、まずはとにかく入門書を読むところからスタートします。入門書だいすき。

Objective-C超入門 改訂第3版~ゼロからしっかり学べるiPhoneプログラミング~Xcode5.0対応

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この『ゼロからしっかり学べるiPhoneプログラミング』はものすごく親切で、タイトルどおりプログラミングの知識ゼロからでもしっかりと勉強することができます。そう、プログラミングの知識ゼロからでも。10日ぐらいかけてC言語の勉強をした意味があったのかどうか疑問が湧いてきますが、アレはアレで良い精神修行になったのでよかったと思います。

C言語の勉強で基本を押さえたので少し楽になるのかなと思ったのですが、新しい概念「オブジェクト指向プログラミング」の登場により、勉強は再び強烈な睡魔との格闘になりました。買ったばかりのMacbook Airに夜な夜な頭突きを繰り返しましたが、アルミ削りだしで創りだされた美しくも剛健なMacbook Airはびくともしませんでした。そう、Macbook Airならね。

よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書【iOS 6&Xcode 4.6対応版】 教科書シリーズ

また本を1冊だけだと気分的に飽きてくるので、もう1冊『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書』も同時進行で読みました。こっちはサクサク写真付きで進められるので楽しいですが、理解は割と表面的な感じ。でも楽しいです。

詳解 Objective-C 2.0 第3版

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この『詳解 Objective-C』というのもよくオススメされていたので買ってみたのですが、初心者にはいささか難解すぎて頭突きするとかそういうレベルではなかったので途中で投げました。後に実際プログラミングしているときに、困ったら少し眺めることがあったような気がするレベル。

書籍で勉強する際の注意事項

新しいのを買う

プログラミングを書籍で勉強する場合、初心者はなるべく新しいものを買うといいです。古いものでも適宜読み替えていけばいいのですが、そういうのは初心者には難しいですよね。プログラミングの参考書はどんどん新しい版が出てくるので古い版はすごく安くなっていて魅力的なのですが、ド初心者のうちはやめておくのが無難です。新しいのを買っても上述のcocos2dのように通じない場合すらあります…時代の流れ、早すぎ!?

2冊以上買う

大体にして1冊ばかり読んでいると飽きたり詰まったりするので、思い切って2冊以上購入し、飽きないように行ったり来たりしながら勉強しましょう。違う書籍を行ったり来たりすることで、新しい気付きや発見もあります。1冊ずつが結構高いのでアレですが、一度覚えてしまえばもうほとんど書籍を買うことはないですし。

学習サイトを眺めてみる

参考書ばかりで疲れた時は、偉大なるウェブの力を借りて勉強しました。

動画教材は観てる途中でキーボードに頭突きすることがありますが、まぁそれはそれでいいじゃん。

長く眠いObjective-C勉強

つらつら書きましたが、書籍を読み始めてひと通り理解できる(つもりになる)まで、1ヶ月ほどチマチマと勉強を続けました。長いです。眠いです。孤独です。次第に何をしたかったのかよく分からなくなってきます。

しかしそれでも面白いもので、続けているうちにだんだん理解できてきて、学習サイトで動画を観ても、書籍でクラスの説明を読んでみても、徐々に眠くなくなってきます(最初は意味がわかんないからむっちゃ眠かった…)。

辛くなってきたらとりあえず動画を眺めるとか、2~3日勉強を辞めてみるとか、あまり無理すると続かなくなるので、とにかく「自分のやる気が消滅しないこと」に気をつけて勉強しました。

学習サイトの動画もひと通り視聴し、参考書もひと通り読み終わった後、確かに私の中にObjective-Cの知識が息づいているような気がしました。

しました…したんだけど…

で、ゲームってどうやって作ったらいいの?

どうも、じぃーまでした。
つづく

プログラム未経験の雑貨屋店長がiPhoneアプリを作って公開するまで:その5 Cocos2dを勉強するの巻】