オリンピックのエンブレム模倣問題で思い出す人

救命浮き輪

最近はオリンピックのエンブレムが模倣だのなんだのという話が話題になってますね。

模倣とかなんとかいうと思い出す人がひとりいて、ネットショップ開業相談サービスのお客さんだった方なんですが、なんていうかすごかった。

まず申し込み。たかが申し込みで怪しい雰囲気を出すなんて不可能に近いのですが、この人は違いました。ぶっちぎりです。ロケットスタートです(?)。

ネットショップ開業相談サービスは基本的に平日しかやっておらず、「土日をご希望の場合は要相談」とサイトに明記しています。にも関わらず、それらの注意書き完全無視で土日の申し込み。

第一希望土曜。
第二希望日曜。
第三希望は空欄。

しかも申し込みは希望日の前日、そして申し込みメールには希望日以外の情報、一切なし!あいさつの一言もなし!なんもなぁぁぁし(笑)!

もうこの時点でお断りしたい気持ちMAX、どちらかといえば私の方がどうしたらいいか相談したいぐらいなのですがそういうわけにもいきません。

そして当日(というか翌日、20時間ぐらいしか経ってない)。

地雷系のお客様のお約束通り、予定時間の20分以上前にご登場です。このネットショップ相談サービスで相談中にグダグダになったり、文句を言われたり、私がひどい目にあったりする「地雷系」のお客さんには共通点があって、

一つ目が「時間を守らない」で、
二つ目が「社会経験ほぼゼロでいい歳」ということなんですよ。

この方はもう40を過ぎたおじさんでしたが、案の定ちゃんとした社会経験がない方でした。あまり詳しく書けませんが、自分の子どもを◯◯して××するために仕事もせずあれこれやっていたとか…どうやって生計立ててきたんだろう…。

あとはもう地雷系のお客さんのテンプレどおり、

自分ではまともなビジネスプランはない、

私の話は聞いてない、

色々なビジネスのヒントを出してもことごとくスルー、

約束の2時間を過ぎて、「それじゃ、次の予定がありますので…」と言っても帰らない、

挙句に「もっとお金になる話が聞きたい」「みんな、ワラをもつかむ気持ちで飯島さんのところにくるんじゃないですか」なんて言い出す始末。

「日本一気軽に相談できるネットショップ開業相談サービス」として、当時3,000円で、980円分のオマケまでつけてやっていたこの相談サービス。あくまで現役ネットショップ店長となんでも話せるよ!というサービスであること、ネットショップコンサルサービスではないことをサイトにしつこく書いておいたのですが…うん、この人全然サイト読んでないもんね。意味ないね。

3,000円(実質2,020円)で溺れる人が掴むワラにされては身が持ちません…。

たった3,000円で「元手もかからず」「スキルがなくてもできて」「楽に稼げる」ようなビジネスのアイディアがもらえるなんて虫のいい話、普通に考えればあり得ません。これから自分でビジネスをやろうという人ならなおさら。控えめにいっても甘えすぎィィィィといいながら脳みそを掻きむしりたくなりますが、驚くべきことに、私にとってこういう人は初めてでも、1人や2人でもありません。っていうわりとよくいる。大丈夫かニッポン。

そんな感じで3時間ほど話し、ここからがクライマックスなのですが、とにかく早く帰って欲しいし疲れたし休日出勤だしというところで、深く考えずに一つのアクセサリを見せました。見せてしまいました。

そのアクセサリは手作りで、非常に特徴的なデザイン。知り合いの方が何年もかけてデザインを生み出し、ひとつのブランドとして全国各地で販売しているもの。私も大ファンなのです。

こういうのを作ってビジネスにしている人もいるんですよ〜、このビジネスのいいところは〜、と話を続けようとした次の瞬間、

「これ、作ります。」

?????

本当に頭の中に????が浮かびました。

「・・・アクセサリを作るっていうことですか?」

「いえ、これを作ります」

なんということでしょう。この人はこのアクセサリをそのままパクって作ると言っているようです。こんなに大胆なパクリ発言は聞いたことがありません。

「いや、それはダメでしょう…普通に考えて」

「なんでですか?パクリにはなりませんよ。だって私が作るんだから同じものはできない。でしょう?」

ああ、中国でニセiPhoneとか作ってる人と話したらこんな感じなのかな。ニーハオ。シェシェ。そうそう、よくシェイシェイっていう人いるけど、あれ間違いね。正しくはシェシェ。中国語が喋れる人が言ってたから間違いない。ところでこの人、中国の方だっけ。

私が作るから同じものはできない、だからパクリじゃない

私が同じものを作ることでこのデザインはひとつの「ジャンル」になり、さらに発展する。だからパクリじゃない

飯島さんはこれを作っている人と知り合いだから、真似されるのがイヤなんでしょ?

などなど、その後も延々と独自の「パクリじゃない」理論を展開し、結局4時間ほど喚き散らしてからようやく帰ってくれました。人生でもっとも長い4時間でした…。

オリンピックのエンブレムが模倣じゃないことは、デザインのプロには理解できるけど素人には理解できないそうですね。

私もこの件についてはまったく理解できませんでした。たぷん素人なせいですね(?)。

余談ですが、このことが転機となり、格安の相談サービスは見直されることとなりました。色々と工夫してみた結果、今では「溺れる人が掴むワラ」にされることなく、素敵なお客様に恵まれて楽しく相談サービスを続けられております。雨降って地固まる、というヤツでしょうか。

最後に、誤解を招かないように言っておきますが、常識的な人であれば、ビジネスプランがなかろうがいい加減であろうが鼻くそ食べようが社会経験がなかろうが、どんなお客さんでも歓迎しております。世間話だけで1.5時間使う方もいらっしゃるぐらいですから!そういうの好き!

じぃーまでした。

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コメント

  1. 佐々木浩二 より:

    お疲れ様です。
    サービス見直しは私も良いことだと思います。
    今まで安すぎでしょ?って思ってました。

    さらに私のような田舎者の場合ですと、お店と自宅が分かれていたとしても、、、
    休みの日とか、普段の日も早朝夜間構わず自宅に直接押しかけられたりします。
    「だってどうせ仕事行くんでしょ?!」とか。
    怖いです。
    飯島さんのお話を見ていてそんなことを思い出してしまいました。
    注意書きが長くなるとますます読んでもらえませんしねぇ。
    難しいものです。

    • 飯島勇介 より:

      「来るなというのに直接店に来ちゃうタイプ」のお客さんですね!!私も何度か経験があります。あれは怖いですね。

      しかもそういう人って、断っても帰らないんですよね…自分がやってることの意味が分かってないというか。

      非常識なお客さんをカットしつつ、たくさんの人に利用してもらうのは難しいですね。ある程度は仕方がないのかもしれません。