2018年のキーボードと2019年のキーボード

今年は40%キーボードを極めよう!というテーマでVortexCoreなるキーボードを10ヶ月使いました。

はじめに結論

40%キーボードは超良かったけど、使いすぎると身体に悪いことがわかったので分離型キーボードに戻った。

Vortex Core(40%キーボード)について

Vortex Coreはキー数がめちゃくちゃ少ないキーボードです。ホームポジションに手を置いたまま、指を動かすだけでほぼすべてのキーが入力できるのが魅力です。物理的なキー数は必要に対してぜんぜん足りてないので、2キーとか3キー同時押しで入力するキーがたくさんあります。特に私は日本語を打つときにかな入力を使っているので、ローマ字入力にくらべて端から端までたくさんのキーに用事がありまして、ちょっとした文章を打つにも2キー3キー同時押しを織り交ぜて入力するという実にトリッキーな入力方式になります。見ようによっては親指シフトに近いかもしれません。

はじめのうちは全然慣れませんでしたが、それでも2ヶ月ぐらい使っているうちに徐々に馴染んできて、半年経つころには何不自由なくキーが入力できるようになりました。ホームポジションから手を動かすことなく全部の文字を入力するのは実に快適で、気分はスーパーハカー。これはホントにちょっと楽しい感覚なのでみんなにやってみてほしいです。何ヶ月か練習しないとできないけど。

この入力感にすっかり心酔した私は、もう一生Vortex Coreしか使わない・・・Vortex Coreと添い遂げるんだと・・・思っていたのです・・・。

使いすぎて身体が不調に

そんなVortex Core生活を10ヶ月ほど過ごした頃、不調を感じるようになりました。

ずっとホームポジションでキーを入力しているせいか肩こりがひどくなり、なんだか集中力が続かない・・・。肩から背中にかけてバキバキだし、なんだかモチベーションも上がらないぞ・・・と感じるようになりました。いろいろ試した結果、これって肩こりで脳の血流が足りてないんじゃ・・・という結論に至り、現在はMistelkのBaroccoに戻っています。

Baroccoに戻してから約2ヶ月経過し、すっかり不調を感じることはなくなりました。やはり原因は肩こりで、分離型キーボードは肩こりの予防に役立ちます。あとめっちゃ体操とかしてます。定期的な体操はデスクワーカーを救う。

Vortex Coreは非常にコンパクトなキーボードです。なので、そのコンパクトなキーボードでコンパクトな姿勢を取り続けるのは身体に負担をかけることがわかりました。とはいえ私は毎日8時間以上キーボードを叩いているので、そこまで長い時間と期間使用を続けなければ大丈夫のような気がします。現在、メインのキーボードの座はBaroccoに譲りましたが、Vortex Coreは自宅で使用しています。日に1時間ぐらい使う分にはぜんぜん問題ありません。

10ヶ月使って感じたVortrex Coreのメリット

ホームポジションで打てるので、入力が早くなる

(※40%キーボードでかな入力するという、日本で私ぐらいしかやってないと思われる方法で入力した場合の話ですが)習熟すると間違いなく普通のキーボードより早く入力できます。しかしながら同時押しで入力しなければならないキーが多いので、期待したほど早いという感じはしません。特に3キー同時押しはミスることが多いので、必然的に入力が慎重になります。プログラムを書くのに英字と数字、記号だけを入力するのはけっこう早いと思います。・・・ということはかな入力しなければ日本語入力も早い・・・?

ホームポジションで打てるので、打ち間違いが減る

慣れると打ち間違いは格段に減ります。が、同時押しをミスる、という新しいミスが誕生します。

楽しい

これホントこれ。楽しいんですよこれ・・・。なんかすごい入力(語彙力死滅)をしてる感じがあります。

肩こりの問題でメインの座に返り咲くことはないですが、もし分離型キーボードで同じことができるやつがあったら使ってみたいですね。自作沼に入るつもりはないけど・・・。

今後

しばらくBaroccoのままでいくつもりですが、最近はかの有名なKinessisを試してみたいような・・・

Kinesis(キネシス)社エルゴノミクス(エルゴノミック)キーボード  Advantage2&アクセサリを販売しております。人気の高いコンタード赤軸モデルも扱っております。

10万円ぐらいするイメージがありましたが、3万円ぐらいで買えるんですね。キーボードで3万っていわれると安い感じすらある(金銭感覚崩壊)。

今後の目標は月に1本ペースでゲームをリリースすることなので、これからも楽かつ高速に入力できる方法を模索しつつ生きていきたいなと思いました。

じぃーまでした。