結婚の意味について2012年版
犬「ああ~食べちゃいたいわ~」
兎「ガクガクブルブル」
【前置き】
しばしば2ちゃんのまとめサイトなんかで話題になる、「結婚することのメリットってなに?」「結婚ってしたほうがいいの?」的な議論について、結婚からわずか1年と8ヶ月(2012年6月末現在)である私の見解を書いておきたいと思います。世の中の熟年夫婦の皆様、あるいは独身貴族を貫いてらっしゃる皆様からすればアマアマでユルユルな意見だと思います。しかしながら結婚観なんて何年か経てば私の中でも変わってしまうと思いますので、記録的な意味合いも込めて書いておきます。
「そもそも誰かのために労力を払うことが、なんで自分の幸せなんだよ」と思われる方もいらっしゃると思います。幸せを「自分が好き放題にできること」、「自分で稼いだお金を100%自分のために使えること」、「誰にも拘束されずに人生を送ること」だと考えているのであれば、そういう疑問が出てくるのは当然です。でも、ちょっと落ち着いて考えてみれば、それはなんとも幼い考え方じゃないかと思いませんか。「好きなところに行きたい」「食べたいものを食べたい」「欲しいものを買いたい」などの欲求を満たすために生きていくなんていうのは小さい子どもと考えてることが同じで、10代のころに卒業してしかるべきではないでしょうか。せっかくの人生ですから、もっと自分が幸せになるための方法を真剣に考えるべきです。っていうか、自分がどうしたら幸せになれるのか、真剣に考えたことがある人ってどれくらいいるんでしょう。「仕事を見つける」とか「お金を稼ぐ」、あるいは今話している「結婚する」っていう話題でさえも、幸せになるための手段であって、目的そのものではないと思うのですが。
誰かを幸せにすることが幸せ。っていうと大変偽善くさい、あるいは自己陶酔的な、果ては宗教的な匂いすらしてきますが、私はそうは思っていません。もっと単純に科学的な話です。人間には、他者の感情を表情や仕草から読み取って、同調する仕組みが備わっています。これは別に魂がどうしたとかオーラがどうのこうのとかいうカルト教団みたいな話ではなく、脳にそういう仕組みがあるらしいです。(ひところは、ゲームやりすぎるとこの能力がなくなるとかなんとかいう謎議論がありましたが…)わかりやすい例でいえば、あくびが伝染するというアレですね。なんかサルとか哺乳類ならあくびが伝染するらしいので、特に人間に限った話じゃないのかもしれませんが。幸せそうな人と会ったり話したりすれば、自分も幸せな気分になれます。幸せのおすそ分けってわけですね。
今の私の考え方を素直に書いたつもりです。当然といえば当然ですが、男性寄りの意見になってますね。まぁ結婚っていうのはやっぱり幸せになるための手段のひとつに過ぎないと思うので、自分がどうやったら幸せに生きて死ねるかをまじめに考えていきたいです。まぁ真剣に考えすぎてもアレなので、とりあえずはおいしいものでも食べましょう。
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