【雑感】悪の帝王とストレスと世間体

2014年4月7日

人が怒鳴られただけで失神して床でヒクヒク痙攣しながら「大丈夫、大丈夫」ってつぶやく姿は衝撃的でした。

私の社会人1年目は見事なパワハラ男が上司で、勤務時間8時間中の7時間は怒鳴っているような人でした(残り1時間はタバコ休憩。仕事してねぇ)。とにかく朝から晩まで無茶苦茶な罵詈雑言。実は悪のエナジーを固めて作り出された凶悪な怪人で、プリキュアあたりに必殺技を食らって「ラブラブラ〜ブ」とか言いながら消滅したとしても特に違和感を感じないほどの罵詈雑言製造マシーンでした。特に先輩社員のIさんに対して酷く喚き散らし、どう見てもそのストレスが原因でIさんは精神に致命的なダメージを負っていました。

ストレスだけで人は壊れる

会社を辞める直前、やっぱり怒鳴られたIさんはそのまま床に倒れて痙攣しながら「大丈夫、大丈夫」とつぶやく冒頭のシーンに突入し、私は「ストレスだけでここまで人を破壊できるものなのか」と衝撃を受け、恐怖したものです。

ドラゴンボールで悪の帝王フリーザがネイルさん相手に「片腕だけで戦ってさしあげましょうか?」といってボコボコにしちゃうシーンがありますけどあんなの目じゃないですよ。片腕すら使ってない。マジ悪の帝王。あいつあと3回ぐらい変身できるんじゃないか。

ストレスの切り売り

まぁこれは極めて酷いケースだと思いますが、誰にでも大なり小なりの仕事のストレスは抱えていると思います。どんなに嫌でも、その仕事から逃げられないと思い込んでしまうこともあるでしょう。生活とか、生活とか、生活とかあるし。でもタイムマシーンがあるならあの時に戻って言ってあげたい。「早く逃げましょう!あとダイエットしましょう!」(Iさんはストレスのせいで激太りだった)と。

たぶんだけど、人生は「自分が幸せになる」ためにあるんだと思うんですよね。たぶんだけど。「自分が幸せ」になるための手段として、他の誰かを幸せにすることとか、もっと大きな問題と戦うことがあるんじゃないでしょうか。別に生活のために命を削ることが人生の目的じゃない。たぶん。

自分が2000000%幸せになれない、むしろ命を削られるような状況なら、とっとと逃げ出してもいいと思うんです。私のように適当にネットショップとかやって生活してる人もいるわけだし。世間体なんていいじゃない。世間体なんていいじゃなぁーーい(力説)!

クッソ面白い「7SEEDS(作:田村由美)」っていう漫画で、地獄のような訓練生活を強いられてきた安吾くんが「どうして逃げなかったんですか!」と問われて絶句するシーンがあります。当事者からすれば逃げるなんて選択肢はないように思えるんですよね。

でも逃げましょう。
逃げて、もっと楽しそうなことを探しましょう。

相手が片腕だけで戦ってやろうと余裕を見せている間に、とっとと逃げればいいんです。あなたの知らない間に、穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた伝説の戦士あたりが悪の帝王をやっつけてくれるかもしれませんから。