どうしてCocos2d-xを使うのか?

Cocos2D-ObjC | The Cocos2D Objective C site

どうもじぃーまです。Cocos2d-iPhone + SpriteBuilerでiPhone向けのアプリをいくつかリリースしています。

なぜCococs2d-x?

今回、Android向けにアプリを移植してみるにあたり、2つの方法を検討しました。

  1. Cocos2d-xを勉強して使えるようになる。
  2. SpriteBuilder Android Pluginを使う。

2.の方法だと既存のコードを書き換えることなく、そのまま魔法のようにAndroidで動作させることができるようです。すげぇ。結果的にCocos2d-xでの移植が完成するまでひと月もかかっているのでやっぱりこっちを選んだほうが良かったような気がしないでもないのですが、いくつか問題もあります。

OSに依存する部分(広告とか)は自力で書き換えるか、バカ高いライセンス料を払ってProバージョンを購入しないといけなません。

そして何より心配なのは、使っている人が極めて少なそうなこと。トラブった時にググっても情報が出てこないのは辛いです。

Cocos2d-iPhoneはCocos2d-xの親かアニキのような立ち位置でしたが、最近ではマルチプラットフォームに対応しているCocos2d-xにすっかり人気を奪われています。

「Cocs2d-x」でググれば大抵のトラブルは解決できそうだし、ここはひとつCocos2d-xを勉強してやろうじゃないか!基本的な仕組みは同じだし、大丈夫だろわほほーい!

というわけで私のCocos2d-x生活が始まりました。全然大丈夫じゃありませんでしたが、この時はまだ知る由もありませんでした。

参考書籍の購入

cocos2d-xではじめるスマートフォンゲーム開発 [cocos2d-x Ver.3対応] for iOS/Android

今回のために購入した本は1冊です。Cocos2d-xに関する項目が一通り網羅されている良書。

ただし本書ではAndroid用の開発環境としてEclipseしか解説されていません。情報自体は今現在(2015/10/06)から見ても決して古くないため問題ないといえばないのですが、GoogleがEclipseのAndroid開発サポート終了とAndroid Studioへの移行を宣言しちゃっているので、今後を考えると最初からAndroid Studioで開発を始めたいところです。そういう点ではちょっと時代遅れになりつつある本です。

Google、EclipseなどでのAndroid開発サポートを年内で終了…Android Studioに統合へ | GGSOKU – ガジェット速報

とはいえ十分すぎるほど参考になりますし、他に良さそうな本は今のところなさそうです。情報の移り変わりが激しすぎですよね…。

Android端末の購入

Androidなんて実家に帰った時に両親から「なにもしてないのに動かなくなったよぉ~」と渡される時ぐらいしか触ったことがなかったので、端末を調達する必要がありました。


はじめてのAndroid端末

適当にAndroid5.xが搭載されていて安価な端末を探して購入しました。

しかし後で知ったのですが、5.x系はバグが多いみたいですね。

私も最後まで解決出来なかった原因不明のトラブルに悩まされました。2~3日ぐらいは悩んだと思います。解決できなかったけど。

テスト端末をお探しの方はお気をつけください。

じぃーまでした。