【読書感想文】『一生お金に困らない 金儲けの王道』を読みました。
一生お金に困らない 金儲けの王道
マネーの虎に出てた人が書いた、お金持ちの社長さんが若い人に酒でも飲みながら話しそうな話の数々。ひょっとしてこういう話がしみじみ理解できる人こそ、本当のお金持ちなのかもしれない。
あーお金持ちになりたい。そうしたら全国の孤児院とか養護施設に大量の リフトアップトゥースピックケース
を匿名で寄付して、楽しいつまようじ地獄絵図を創りあげてみんなを幸せにするのに。
というわけで読んでみたのがこちらの本。っていうか「マネーの虎に出てた」って言われても、観たことないからピンと来ないんですよね…
超ダイナミックな生き方をしてきた社長さんの話
photo credit: Werner Kunz via photopincc
これって要するにホームレスからのし上がってきたすごい人の自叙伝みたいなもので、それを「一生お金に困らない人になるため」に噛み砕いてアドバイスぽくてあるんですね。社会人なら誰でも経験があると思うんですけど、上司や両親、親戚のおじさんから酒の席で延々語られるアドバイスぽい自分語り、アレに近いです。ただ酒の席の話と違ってちゃんとまとまっているので、うっかり大切なアドバイスなのかただの自慢話なのかわからずに聞き流してしまうことがありません。
お金持ちの言うことが分からないから、私はお金持ちじゃないんだなぁ
photo credit: FromSandToGlass via photopincc
酒の席でのアドバイスのように、すでに成功した人のアドバイスというのは多くの場合「何を言ってるのかいまいちピンとこない」ものです(私はそうなんですけど、みなさんどうなんでしょう。だってピンときたら私も成功してるじゃん)。本書の内容も、言ってることは正しい気がするんだけど実践するとなるとちょっと…となったり、ううーんそれってそういうものなんですか…はぁ。と生返事をしそうな内容が多いです。
で思ったのは、多分ここに書かれていることがスーッと腹に落ちてきて消化できる人は、すでに成功してお金持ちになれる体質の人なんだろうなぁ、ということ。
本書の端々に、言葉は違えど有名な自己啓発テクニックらしきものが散りばめられています。例えば、
- 目標をカラーで鮮明にイメージすること・・・これって「引き寄せの法則」じゃん!
- 1日の時間を区切って、4回スパートをかけろ・・・時間を区切って仕事する、つまりポモドーロじゃん!
などなど。つまりこれって、著者が経験上身につけてきた自己啓発テクニックの数々なんでしょうねぇ。自己啓発本なんか読まなくても、自力でそういうテクニックにたどり着いちゃうのがすごい人なんでしょうね。
実践あるのみ
photo credit: tipiro via photopincc
本書を聖書の如く何度も読んで、ひたすら実践し続ければきっとたぶんお金持ちになれます。ただ、それはいろいろ難しい気もします。少なくとも働いていく上で、特にサラリーマンで営業職の方には色々参考になる内容だとは思うので、一読してみてはいかがでしょうか。
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