SEOからの売上で個人の超零細ネットショップが細々とやっていけるようになるまでの全施策【2】

2013年8月17日

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というわけで前回はSEO対策の超重要タスク「キーワード選び」について、「バズ部さんの記事を読もう」という革新的に投げっぱなしな内容を、もっともらしくかつ偉そうに書きました。

ちなみに私の記事に書いてあることは、全てググるかSEO対策本を読みあさると書いてる内容です。あくまで私が実践した内容を書いています。ちなみにSEO対策本は20冊ぐらい読みましたが、どれも書いてある内容は似たり寄ったりでしたよ。

というわけで、今回はコンテンツ作りについて偉そうに、そしてもっともらしく書きたいと思います。

1.キーワード含有率

言わずと知れた、サイト内に埋め込まれたキーワードの比率です。多すぎず少なすぎず、5%程度が良いとされていますし、実際それくらいにするといい感じな気がします。とはいえ別に5%が6%だとダメだというのではなくて、あくまで自然な感じにサイト内に埋め込んでいくのが大事です。h1タグなどの見出し、本文、画像のtitleとかaltあたりにまんべんなく埋め込んでいくといいんじゃないでしょうか。

ウェブサイトのキーワード含有率は、この辺りのサイトで確認できます。

キーワード出現頻度解析ツール | SEO 検索エンジン最適化

以下の施策も試してみるといいでしょう。

・サイトのタイトルの頭の方にキーワードを持ってくる
効果があるかどうかは半信半疑ですが、良さそうなものは何でも試してみるのが大切。つまり【健康食品】とういうキーワードを狙っている場合、、「じぃま食品–健康食品の専門店」というタイトルより、「健康食品のじぃーま食品」にした方がいいという説です。本当に半信半疑です。
・内部リンクのアンカーテキストにキーワードを埋め込む
例えばサイト内の「トップページへ」というリンクすべてを「健康食品のじぃーま食品 トップページへ」という具合に。単純にキーワードも増えますし、アンカーテキストは大切らしいです。

どんなSEO対策もそうですが、やり過ぎるとスパム扱いされるので気をつけましょう。
そして何が「やり過ぎ」に認定されるかという基準も曖昧なので、探りさぐりいきましょう。
1ヶ月ぐらい様子を見てダメだったらやり直せばいいのです。あまり短いスパンで様子を見てもダメです。

何のサイトか一目でわかるように作ろう

意外に思われるかもしれませんが、パッと見て何のサイトか分からない、ということがままあります。というか、ありまくります。特にアクセスした瞬間の最初の画面(いわゆるファーストビュー)に注意しましょう。

あなたが丹誠込めてサイトを制作したサイトは、あなたにとっては手に取るように内容が分かるサイトになっています。なのであなたがどんなに注意しても、そのサイトの「パッと見たときの分かりやすさ」を正確に感じ取ることはできません。誰かサイト制作と関係のない方に協力をお願いし、素直な感想を教えてもらうようにしましょう。
注意すべき点はこんな感じ。

・何のサイトか一瞬で分かるか。モノを売るサイトか、情報サイトか、ブログか…
・説明は簡潔か。説明しすぎていないか。
・ファーストビューの写真や動画は控えめに。

目的に到達しやすいか

そのサイトで到達してほしいお客様のアクション(コンバージョン)にたどり着きやすいことは極めて重要です。物販サイトならどうやればモノを買えるか、情報サイトならどうやって登録してもらえるか、これもやはりなるべく辛辣な意見を言ってくれる人に、感想を教えてもらいましょう。

冗談みたいですが、物販のサイトなのに、どうやったら購入できるのかさっぱり分からないというサイトは実在します。

私が相談を受けたいくつかのサイトでも、多少頑張ってみたけど購入までたどり着けない!というサイトが実際にありました。くどいようですが作った本人には簡単でも、初見のお客様には難しいのです。
また、あなたのサイトが本当に不審かつ悪意溢れるサイトでないか、判断できないのです。

サイトの随所に「お問い合わせはこちらまでお気軽に!xxx-xxx-xxx(電話番号)」と書いてあっても、誰も電話などしません(よほどあなたの扱う商品が独自性と魅力にあふれて、それをお客様に効果的に伝えられいるなら別ですが)。

もっと簡単に、お客様が何も考えずにポチポチと注文できるサイトを目指しましょう。
言うのは簡単でも、死ぬほど難しいのですが。

気持ち的なアレとして、毎日100人お客さんが来て1人買ってくれるサイトより、1日3人がやってきて全員が買ってくれるサイトを目指しましょう。もちろんコンバージョン率100%なんて不可能だと思いますが、それぐらい分かりやすくて簡単なサイトを目指そう!という気持ち的なアレです。

次回は外部リンクとか内部リンクについて書きたいと思います。