あと3日で死ぬとか言われた時の対応と反省

「あなたは3日後に死刑になります」

3日ってちょっと早くね?
っというを見ました。

すごくいい悪夢でした。いやホントに。

夢の内容

インパクトがあったとはいえあくまで夢は夢なので詳しい内容までは覚えていませんが、「3日で死刑」といわれた瞬間、どうしようもない無気力感に襲われたのをはっきり覚えています。

だって3日だよ?
雑貨を売ったりふざけたアプリを作ってる場合じゃないよ?

もう何にもやる気がしねぇー!今から何をやったって無駄だァーーーー!
どっか海外に逃亡すれば助かるのかぁー?

そんなことばっかり考えてクサクサしている間に夢から覚めました。

そして目が覚めてから反省しました。
いくら夢の中だと精神力がほとんどゼロになっているとはいえ、とても自分と思えない情けなさ!

あんなハナクソみたいな精神は、サラリーマン時代の定期収入とキャリアと一緒に丸めてゴミ箱に捨ててきたはず!惜しいことをした!ちがうか。

反省点1:あと何日生きる想定なのか

伊坂幸太郎の小説に『終末のフール』という作品があります。もうすぐ世界が終わる日本のとある町を舞台に、終末の人間模様をびっくりするほど穏やかに描いた名作です。

その中に出てくるボクサーが、もうすぐ世界が終わる、もちろん試合なんて予定されてるわけがない、そんな状況でも淡々とトレーニングを続けています。

その人の台詞がもう最高なんですよ。

「ぼくにできるのは、ローキックと左フックしかないですから」

かっこいい。

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?」

やばい。うっかり惚れそう。

「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」

かぁぁぁぁっこいいいいい!禁断の世界に突入だ!私はもうビショビショだ(?)!

私もサラリーマンを辞めて1年ぐらいはそういう意識で生きてたはずなのに。どうも人間、時間が経つとダメですね。

もし明日死ぬとしても、今と同じことを続けられる。

そういう毎日を積み重ねていきたいと改めて思いました。あとそれを忘れないように。すぐ忘れるから。

それから同じように、昔のゲームの広告のコピーで私の記憶に深く焼き付いてるものをひとつ。

「明日世界が終わるとしても、今日はゲームをやっていよう」

仕事でも遊びでも、後悔のないように!

反省点2:意味もなく従うな

これはもう夢の中の自分に対して悔しいんですけど、「死刑」って言われてちっともそれに疑問を感じてないんですよね。

ああ死刑なんだ。死ぬんだ(諦め)。

たぶん現実世界の私だったら、「死刑にされるようなことを自分がするはずない!」って胸を張って、一通り戦おうとする・・・はずなんですよね。たぶん。しないかなぁ。ビビるし。

世の中は不条理でいっぱいです。訳の分からない理由で怒鳴られたり罵られたりすることもたくさんありました。

時には我慢することも必要ですが、自分の大切なものを脅かされてまでおとなしくしているのは間違いです。命とか家族とかを守るためには、時には熱いバトル展開も必要でしょう。

素直に死ぬか逃げるかしか考えれなかった夢の中の自分に大いに反省しました。

それにしても死刑宣告される夢ってのは夢占いとかでいうと何なんでしょうか。欲求不満?