eGPUとかいうグラフィックボードが外付けできる未来になっていたらしい
最近はグラフィックボードを外付けできるようになったようです。未来です。eGPUっていうそうです。未来です。
こうなるとグラフィック性能のためにデスクトップマシンを選ぶとか、グラフィック性能が高い代わりにちょっとデカくて取り回しが悪いゲーミングノートPCを選ばないといけないという制約から人類が解き放たれたということになります。自由です。
私もゲームの開発機としてThinkPadを買った時に「もし万が一3Dのゲームを作りたくなったらどうしよう」と思っていましたが、なんとノートPCでもグラフィック性能を後から改善できる時代になったんですね。マジで未来です。
eGPUについてはこのページがとてもわかりやすい。
CPUと放熱はしっかりしたほうがよさそう
グラフィック性能ばっかり上げてもCPUがそれについてこなければ意味ないので、マシン側にもそこそこのCPUを積んでないと意味がなさそうです。
同時にちゃんと放熱してくれるように設計されたマシンじゃないと、熱がこもって大変だと思います。グラフィック性能が必要になるってことは、だいたいCPU性能も必要になりますからね。
メモリは後から増設できるか確認するか最初から積んどけ
例えば最近人気のThinkPad X1 Carbonはメモリがオンボードで後から増設できないタイプなので、購入の時点で積めるだけ積んでおかないと後からグラフィック性能だけ増強してもそのパワーが発揮できません。
私が使ってるT470sは後から増設できるのでオススメです。もちろん最初から積んでおくに越したことはないけど!
Thunderbolt3コネクタが必須
いくつかのメーカーからeGPUのケース(?)が販売されていますが、いずれもeGPUの接続にはThunderbolt3コネクタを使うようです。
Thunderbolt3が搭載されたノートPCっていうと、割とちゃんとした最新のマシンに限られる気がする。
ガチ性能が欲しいならやっぱりデスクトップ
eGPUはグラフィックボードの性能の7割ぐらいしか発揮できないということで、あまりにもガチな性能が欲しいならやっぱりデスクトップを選ぶべきということになります。
そんなにガチな人は最初からデスクトップのような気がしますが。
高い
eGPU用のケースだけで(安くても)5万円以上もするので、コスパは良くないです。グラフィックカード代も入れたら余裕で10万円超えちゃう。
でかい
eGPUは当たり前ですがグラフィックボードをまるまる内蔵しているのでデカいです。邪魔になること請け合い。
用途は限定的かもしれないけど素晴らしい
デメリットも色々ありますが、それでもグラフィックボードが外付けできるというのは素晴らしいことです。
拠点では高いグラフィック性能を持ったハイスペックマシンとして使用しつつ、そのまま持ち運べばグラフィック性能以外はハイスペックなモバイルマシンとして使える。超未来的。
問題を上げるとすれば、もしそんなことをすれば間違いなくSteamをインストールしてゲームをやり始めてしまうことでしょうか。
あととにかくコスパが悪い。せめて1~2万円台にしてほしい。
それにしても10年ぐらい前からこういうことができたらいいのになーと思っていたのに、実際に思い描いていた夢技術が実現すると未来に生きてる感じがして楽しいです。
じぃーまでした。
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