【読書感想文】『あの繁盛サイトも「LPO」で稼いでる!』を読みました
あの繁盛サイトも「LPO」で稼いでる! (DO BOOKS)
LPOとはなんぞや?から始まり、キーワード選定からランディングページの改善まで幅広く扱いつつ、しかもライトで読みやすい本。※意外とLPOツールのハウツーは少ない
ランディングペェェェェージ!オプティマイゼェーーーショォォォォォォン!おお!久々にスゴイ必殺技っぽいフレーズ!私がお金持ちになった暁には、日本政府に裏から強力な圧力をかけて巨大人型ロボットの建造事業に国家予算の3割超を割り当てさせて、その必殺兵器としてLPO(ランディングページオプティマイゼーション)を使わせよう。もちろん、パイロットが操作しながら叫ばないと使えない仕様にするんだ。
というわけで検索エンジン最適化(SEO)の次はランディングページ最適化(LPO)。今よりグッとお店を繁盛させるべく、読んでみたのがこちらの本。
LPOってなあに?
とにかく検索エンジンの上位に表示させて、沢山の人に訪問して貰えればそれだけ売れるしオールオッケー!という考え方がSEO。これに対して、訪れてくれたお客さんが最初に見るページを最適化して、少ない訪問数でも、高い確率で買ってもらえるようにしてボロ儲けしようというのがLPO。見た人全員が思わずポチってしまうようなページを作ろう!という意味合いと同時に、そもそも買ってくれそうなお客さんだけに絞り込んで広告を発信し、広告費を削減しつつ買ってもらうという意味合い(ターゲティング)も含んでいるような感じのようです(曖昧)。
初心者にも分かりやすく、それでいてLPOツールを導入しないと実践しにくい内容
本書は私のようなペーペーの初心者にも大変読みやすい文体とページ数にまとまりつつ、LPOの考え方にとどまらず、リスティング広告の工夫やエリアターゲティング、その他もろもろ幅広い内容に触れています。気がつくとあれっこれLPOの本じゃなくね?と思ってしまうほど。なのでインターネットを利用したマーケティング全般を勉強したい方に非常に役に立ちます。
その一方で、LPOツールは安くても月額¥5,000前後、しかもランディングページにはターゲットごとの画像や動画、Flashなどのコンテンツを作成しなければならないので、それほど敷居が低いものではありません。そして実践したからといっていきなり効果が出るというわけでなく、その他もろもろのマーケティング手法と同様、トライ・アンド・エラーを繰り返していかないとダメなのは同じです。結構たいへん!
それでもこれからはもっとLPO
とはいえ大企業を始め、今では割と一般的に認知されてきたLPO。LPOツールを使わずとも、複数ページ作成+SEO+リスティング広告などでも十分実践できるはずなので、ちょっとずつやっていきたいと思います。私のように個人でやっているところや中小規模の会社さんでは割けるリソースに限りがあり、また現在のネットマーケティングはどれもそれなりの工数を積み上げないと効果が出ません。腐らず焦らず、出来るところから順に取り組んでいけばいいんでないでしょうか。
あれっこれ読書感想文じゃないな。
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