実録!iPhoneゲームアプリ開発日記 -「うさぎ牧場」の作り方5 ~プログラミング~

2015年7月2日

うさぼく開発風景2

うさぎが触れまくる愉快なゲームアプリを作ろうと志した私。プロトタイプの作成とその振り返りを終え、いよいよ初期バージョンの作成に突入する!ゴールデンウィークまでに必要な画像素材を描いて描いて描きまくり、いよいよプログラムを組むフェーズへの突入である。果たしてゴールデンウィーク明けのダルさに打ち勝ち、雑貨屋業をこなしながらアプリを完成させることができるのか!?

【前回まで】

期間:2015年5月11日 – 2015年5月15日

必要な画像がある程度そろったら、ようやくプログラミングにとりかかります。画像はどうせあとで直したくなったり、足りないことに気がついたりするので、がんばって完璧に揃えようとはしません。足りないのはあとで描けばいいじゃん(適当)。

以前にもペットを育成するゲームを作ったことがあるので、

tweetmonsterIcon
ツイートモンスター(無料)

「勝手に動く動物」というのはなんとなく作り方が分かっており、それなりにサクサクと作業は進みます。心配していた「Chipmunk(物理エンジン)」の部分だけ、やっぱりちんぷんかんぷんなので、Google先生に教えていただきつつ色々実験しているうちになんとなく理解できました。さすが「ヒトの作りし神」ことGoogle先生です。

うさぎ牧場 開発中画面
で、できあがったのがこちら。

  • 「うさぎを指で持ち上げるとジタバタする」
  • 「エサを見つけると近寄って食べる」
  • 「うさぎ同士をぶつけるとムキューとかいいながらバウンドする」
  • 「瞬きしたり、眉毛で気分を表現する」

などの基本的な動作が完成しました。かわいい。我ながらかわいいぞ。
なんかもう、うさぎは動いてるし触れるしけっこうカワイイしで、この時点で個人的にはかなり満足なのですが…せっかくなので(?)最後まで作りたいと思います。

マスコットキャラクター(おじさん)機能

うさぎ牧場のおじさん
この時点で、構想(妄想)していたマスコットキャラクター(おじさん)機能も作成していきます。

愛らしいサポートキャラクターの「おじさん」が、ゲーム中にアドバイスをしたり、世間話をしたりと積極的にプレイヤーにからむ、夢の様な機能です。

おじさんの愛らしい動き、

うさぎ牧場のおじさん
パタパタしたり、

うさぎ牧場のおじさん
凹んだり、

うさぎ牧場のおじさん
葉っぱを動かしてしゃべる様子はなかなかの愛らしさ(ドヤドヤァ。
キャラクターグッズ化されるのも時間の問題ですね。おもちゃメーカーのみんな、連絡待ってるぜ!

うさぎ牧場 おじさん 開発中
実際にゲームをしてみるとマジでウザくて操作に多大な支障が出るので、仕方なくプレイ中はおじさんを引っ込めることができる機能を搭載しました。おじさんは極めて悲しそうに引っ込みます。

やってみるとわかるのですが、本当に邪魔です(真剣)。果たしてどれくらいのプレイヤーがおじさんを表示したままプレイしてくれるか、心配であります。でもほら、かわいいからさぁ…。

広告の導入

このアプリのメインの収益源は広告です。いつもアプリが99%完成してから広告を導入していたのですが、今回は未完成の時点で広告を導入しました。理由としては2つあって、

  • 最後の最後にやるともう面倒臭くなってきて作業が荒く、ミスる可能性が高くなるなら
  • 新しいやり方で広告を表示してみたかったから

です。ここでいう「新しいやり方」は、具体的にはこんな感じ。

うさぎ牧場のおじさん 開発中
普段はどうでもいいことしかつぶやかない「おじさん」が…

うさぎ牧場のおじさん 開発中
たまーに広告をつぶやく。

これはウザイと評判のアプリ内広告も、みんな興味をもたざるを得ない…かもしれない。だってほらかわいいじゃん。カワイイは正義。

2015/07/02 追記

Appleの審査基準によるとアイコン型広告は全面的にNGだそうで、リジェクトされました。
実録!iPhoneゲームアプリ開発日記エクストラ -「うさぎ牧場」の作り方 ~リジェクトされた編~
気をつけましょう。

つづく
じぃーまでした。

【つづき】
実録!iPhoneゲームアプリ開発日記 -「うさぎ牧場」の作り方6 ~ゲームらしくする~