人生イージーモード=健康
人生にゲームみたいな難易度設定機能があるとしたら、「どれくらい健康か」っていうのがそれじゃないかと思いました。
娘がようやく退院したと思ったら、今度は妻が高熱を出しました。日常的に小さい子どものお世話をしているお母さんって本当に大変ですね。2人以上の子どもを1人で面倒見るのは心身ともにかなりハードです。これを別の言葉で言うとこうなります。
「次に倒れるのは間違いなく私」
ゲームによくある「イージーモード」
私の話はどうでもいいとして、ゲームに難易度設定ってありますよね。
- ハード
- ノーマル
- イージー
みたいなアレ。
最近のゲームはプレイ中に設定変更ができるものもあって、とてもプレイヤーに親切ですね。どうしても難しくて進めないところだけ難易度を下げて、そこを突破したら元の難易度に戻すことで、ゲームがいわゆる「詰み」状態になることを防ぎつつ、各プレイヤーに最適な難易度を維持できるわけですね。
私は途中で難易度を下げると負けた気がするというかモヤモヤした気分になるので絶対に変えないのですが。なるじゃん?
まぁそれは置いといて、リアルでも難易度の調整があったらいいな、って思うじゃないですか。そんなんあったら絶対「イージー」一択ですよね。ノーマル以上の設定にする人とは友達になれる自信がありません。意識高すぎ。
具体的に「人生がイージー」ってどういう状態?
で、もし人生にそういう設定があるとして、具体的に「イージー」に設定すると何が変わるようにしたらいいでしょうか?あなたが「人生」っていうゲームのシステムを考えるとして、「難易度イージー」に変えた時、なにが変わるようにしたらいいと思いますか?簡単なようで、意外と面倒なんです。
イケメンor美女になって、モテモテになっちゃえばイージーでしょうか。
うーむ、確かにモテモテで誰からも好かれて、好きな相手を取っ替え引っ替えできたら人生楽しいかもしれません。しかしモテモテになるのと同じように、問題もたくさん引き寄せそうです。ストーカーとかマジ怖いし、美女はチカンとかもろもろの危険度が増しそうですし、そもそもどんなにイケメンになっても、ムシャムシャ食べてブクブク太ったらあまり意味がありません。というわけで、少なくとも私にはあまり意味がなさそうです。ブクブク。
何もしなくてもスポーツ万能だとイージーでしょうか。
少女マンガに出てくるイケメンにありがちな設定ですね。帰宅部なのにスポーツ万能。運動してないのに高身長、スタイルバツグン。バスケとかサッカーがすごいうまい。しかしスポーツが出来てもプロになるには相当の努力と運が必要ですし、そもそもスポーツが好きじゃないと社会人になってからはあまり役に立ちません。そして私は別にスポーツが好きじゃないので、やはり意味がなさそうです。
IQが200ぐらいある超天才だとイージーでしょうか。
高学歴でも不幸せそうな人はたくさんいますし、頭がいい人がみんな楽に生きてるとも思えません。あんまり天才だと、かえって考えすぎて悩みが増えたり、大きなトラブルに巻き込まれそうなものです。ある程度頭がいいのは便利かもしれませんが、やはりイージーっぽくありません。
運が良くなって、宝くじとかガンガン当たるとイージーでしょうか。
宝くじを買えば3億円、穴を掘ったら石油が出てきて、登校するときには毎朝転校生の美少女(イケメン)にぶつかる…そんなラッキーになれれば、人生イージーといえるでしょうか。これはとても良い設定のような気がしますが、やはり却下です。というのも、難易度設定をイージーにしたせいで、ゲームが持っている本来の面白さを失うようでは、設定として適切といえないからです。この場合、「特に頑張ったり頭を使ったりしなくても勝手にハッピーエンドに向かう」ようになってしまうので、人生の途中で飽きてしまう可能性が高くなります。よって、設定としては失敗です。
イージー = 健康じゃないですか?
という感じでいろいろ考えたのですが、最近のバタバタもあってか、「人生のイージーモード」に最適な設定は「健康」なんじゃないかと思いました。具体的にはこんな感じ。
- 病気にならない。
- 1日2日ぐらい徹夜しても平気な体力。
- 朝の目覚めがいい。
- 暑さ・寒さに強い。
- フルマラソンしても寝て起きればまた元気になる回復力。
- たくさん食べても胃もたれしない、眠くならない消化力。
- 常に頭がクリア。
- でも布団に入るとすぐ寝れる。
- 疲れを感じにくい。
例えば不健康なAさんが「寝ないで勉強した」っていうじゃないですか。Aさんにしてみれば、眠いし頭がボーッとするしで辛くて仕方ないところにレッドブルを流し込んで、必死になってやったわけですよ。そりゃもう苦行ですよ。本人にしてみれば地獄で、すごい努力です。
ところが超健康なBさんが同じように「寝ないで勉強した」っていうじゃないですか。でもBさんにしてみれば、1日ぐらい徹夜しても大して疲れないし、そんなに必死に努力したつもりでもないんですよ。「たまに徹夜すると新鮮でいいな」ぐらいにしか思ってない。しかも頭もクリアだから、Aさんの10倍ぐらい効果的に勉強できてるわけですよ。
同じことをしているのに、一方は死ぬほど辛くて苦しんでるのに、もう一方は楽々やってて、その上結果までものすごい差がある。この差の原因は「健康かどうか」っていう点だけなんですよね。
こういう「健康なだけで産まれる差」ってものすごく色々あって、積み重なると結果として人生の質そのものの差がすごいことになりそうです。
例えば雪の降る中、1時間人を待つ時。
A「ややややややっときたきたきたきたきたきたきた・・・怒怒怒怒怒怒怒」
B「え?いや大して寒くなかったですよ?それじゃ行きましょう。いやいやホントに平気ですって」
朝起きる時。
A「・・・二度寝しよ・・・」
B「おっ朝か・・・。朝メシ食って、今日の予定でも確認するか」
彼女の買い物に付き合う時。
A「疲れた・・・もういいだろ。いい加減にしろよ・・・」
B「ん、もういいの?あそこの店、タイムセールしてるよ?いこう?」
夜、テレビを観てる時。
A「テレビつまんねーな・・・でも動くのダルいわ・・・zzzz」
B「テレビつまんねーな・・・そうだ、週末の予定でも立てるか」
こういう差って、性格もあると思いますけど、結構な割合で体調とか体力の問題もあると思うんですよね。疲れてたら何もやる気起きないじゃん。
というわけで人生をイージーにすべく、もっと健康に気を使っていきたいなぁと思う今日このごろです。
まずはさぁ、運動をさぁ・・・(遠い目)
じぃーまでした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません