【読書感想文】『Googleアドワーズ&アナリティクス活用テクニック』を読みました
Googleアドワーズ&アナリティクス活用テクニック
Googleアドワーズとアナリティクスの使い方紹介に留まらず、「経営」の視点を忘れないようにしようぜ!というとても大切なことを教えてくれる良書。
経営だ!経営だ!経営のセンスがあれば、あっという間に雑貨の販売で12000000億円ぐらい稼いで、ユニクロで買ってきたジーンズの内股の部分に穴が空いてて、捨てるか履き続けるかで迷うことなんてなくなるのに!
というわけで今回読んでみたのがこちらの一冊。これは久々に当たりです。☆5つです(満点がいくつなのか不明)。
PPC広告を出稿してる人はとりあえず読んでみましょう
本書はタイトルどおり、Yahoo!と並ぶ日本のPPC広告2大巨頭であるGoogleアドワーズと、アクセス解析の最強ツールGoogleAnalyticsの解説本です。
どうやって効果的なPPC広告を出稿するか、そしてその分析をどうやってAnalyticsで行うかがキレイにまとまっています。
経営、経営ですよ(言いたいだけ)
本書のいいところは色々あるのですが、特に素晴らしいのが「経営」の視点をしっかり持ってね!という大事なポイントを繰り返し書いている点。PPC広告のクリック率やらコンバージョン率を改善してどうのこうの、という表面的な分析に終わらず、各お客さんから得られる「生涯価値」と広告費用から費用対効果を考えろ!など、経営っぽい考え方の大切さを教えてくれます。
※大抵のPPC広告本では、「1回の売上に対する費用対効果」は考えるものの、もっと長期の視点に立った考え方がないのです。
というわけで、本書は私のようなネットショップオーナー、ドロップシッパーなど、個人または中小企業でPPC広告に出稿している方に大変オススメ。逆に大企業でPPC広告を管理している担当者の方にとっては、そもそも広告にかけられる予算が決まっているので、そんなこといわれても・・・かもしれません。とはいえ古い本(2006年初版)ながらも全体的に丁寧で分かりやすくまとまっているので、一読の価値はあると思います。
さて、もう少し経営を勉強して、ユニクロのジーンズを300本買おう!
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