【読書感想文】良い文章をスラスラ書けるのは、才能じゃなくてただのテクニックだった『Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで』

Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで (WEB PROFESSIONAL)
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文章書くの苦手なんです。

何から書き始めればいいのかわかんないし、全体の構成がどうのこうのと言われてもわからないし、主語と述語があーでこーで文章の構成が悪いとかいわれてもつまり何がいけないのかよくわかんないじゃないですか。サラリーマン時代だった頃、よく上司から文章の構成がどうのこうのと叱られたものです。もちろん毎回聞き流すから内容は覚えてないんですけど。

というわけで読んでみたのがこちらの本。そうそうこういうのが読みたかったんですよ。説教されて磨かれるのは鈍感力だけですから。

学校では教えてくれないおもしろくて読みやすい文章の書き方

私は文章の書き方に関連する本をほとんど読んだことがありません。なので、世間一般の文章の教本と比較した感想は書けませんのであしからず。

本書は、あくまでWeb上での文章の書き方に焦点を絞っています。ブログやウェブ広告、プレスリリース、ECサイト、SNSなんかですね。

同じ内容を書くにも、どこから始めてどう構成すると「おもしろい」「読みたい」と思ってもらえるか、というのが全然違ってきます。薄々そうじゃないかと思っていたんですが、なるほどそのテクニックが実践的に解説されていて納得しました。今までいかに適当な文章を書いていたか、反省するばかりです。反省したからといってすぐには直らないんですけど。

また同じ駄文を修正するにも、様々な修正例とその駄目出しが列挙されているので、実際にあれこれとライティングする際に非常に参考になります。ぜひ企業のWeb広報担当の方に一読していただきたい内容。

私の文章をお読みいただければわかると思いますが、本書を読んだからといってすぐに何か変わるわけではありません。何度も読んで、実践して、テクニックを磨いていかないと身につかないですよね。頑張りましょう。ね?ね?

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