無料iPhoneゲームアプリ「カミとボク」について(努力するって難しい、という話)

2014年4月7日

iOSシミュレータのスクリーンショット 2014.02.17 12.16.29

iPhone用無料ゲームアプリ「カミとボク」、おかげ様でたくさんの方に楽しんでいただけているようで、嬉しすぎて全身の穴という穴から何らかの汁が吹き出しそうです

さてこのゲーム、「カミ」という唯一の敵に挑戦するわけですが、このカミというのは極端に強力です。カミを倒そうと思ったら、少なくともxxxxx回以上は攻撃を加えなければいけません。腱鞘炎確実です。

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 カミと戦う神アプリ -カミとボク-

努力し続けることの難しさ

努力し続けるのって難しいですよね。

たとえば受験。

勉強しても勉強しても、「うわぁ俺、超頭良くなったんじゃね!?」なんていう実感を持てる人はいないと思います。「いっぱい勉強したけど意味あるのこれ?」と思いながら勉強しているのが普通ではないでしょうか。

やってもやっても手応えないし、サボっちゃいたくなる誘惑もあるし、怪我や病気、受験当日のちょっとしたトラブルで努力が水の泡になるかもしれない。

それから仕事の場。

寝ないでひたすら頑張って頑張って働いても、取引相手の都合、上司の都合、株式市場の都合、国の都合、自分の病気、事故、その他もろもろいろんな都合で努力は水の泡になります。

絶対に超えたい目標に向かって頑張って頑張って頑張っても、ある日突然すべてが無に帰すことがあるのが人生です。人生マジハードモード。

ここまで読んで、努力が何かに似ていることに気づきましたね!そう、カミへの挑戦です。え?気付かなかった?マジで?なんかすいません。

カミ=目標

まぁ考えてみてくださいよ。
Default

  • ぶっ叩いてもぶっ叩いても与えられるダメージは「1」。手応えゼロ。
  • すごい頑張ってるのに、うっかりした次の瞬間に即死。
  • 死ぬほど頑張っても「たまに小銭が出てくる」程度の成果。
  • 疲れるほど連打してもいいし、のんびり防御しながら突っついてもいい。
    ※防御してるだけでもメーターは上がるし、ランキングは「生存時間」がメインなので無理に倒す必要はありません。
  • しばらく頑張ってると、極めて調子のいい瞬間(ゴッドモード)がくる。でも調子がいいのはいつも一瞬。
  • しかも倒したと思ったらxxxxxx。

まさにおもいっきり大げさに言って、人生の縮図じゃないですか。
大げさに言い過ぎだけど。

努力の練習ゲーム

普通にのんびり生活していると、努力しようという気持ちとか、そもそも努力するっていう行為自体を忘れてしまいがちですよね。

私もサラリーマンの時は割りとかなりゆるゆるしていて、今ほど一生懸命やっているとは言いがたい生活でした。だって適当でも給料同じだったし。独立してから、数限りないほどの無駄な努力を積み重ねては捨て去ってここまできました。うっかりすると、すぐにサボりたくなってしまいます。

そう、たまに練習しないと「努力すること」自体を忘れてしまうのが人間だと思うんです。だって大変だもん、努力。

私はテレビゲームが死ぬほど好きなので、努力の練習的なメッセージを込めてこのゲームを作りました。

やってもやっても全然ダメだけど、やっているうちにカミの攻撃は簡単に防御できるようになってくると思います。死にまくるのは無駄ではないのです。
そして、何度でもやり直すことができます。

人生と同じで、何度ダメになっても、執拗に、粘着質に、目標まで努力しつづけられるガッツを養って貰えれば嬉しいです。
まぁ何も考えずに適当に遊んで貰えればそれで超オッケーですけどね!

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 カミと戦う神アプリ -カミとボク-