Thinkpad X1 Carbonを買う前に、T470sのことも思い出してほしい

2017年7月19日

最近ThinkpadのT470sを購入しました。とても非常に素晴らしく最高に良いマシンです。

お買い得でハイスペックで軽量な上にキーボードも打ちやすく、今のところ文句のつけようがない使用感。大満足。

ところでここ最近、同じThinkpadのX1 Carbonという機種がよく話題になっているようです。

ThinkPad X1 Carbon | Windows 10 搭載、超軽量ビジネス・ウルトラブック | レノボジャパン

どの記事もX1をベタ褒め・・・圧倒的・・・ベタ褒め・・・ッ！

それも無理のないこと。

カーボンボディを採用した超軽量ボディにThinkpadシリーズならではの打鍵感にトラックポイント、そして耐久性と高い性能・・・私も購入時点で当然T470sと比較していますから、X1がいかに優れた機種なのはわかっています。

ベタ褒めされるのは仕方ないことですが・・・それにしたってT470sの影が薄すぎてかわいそうです。そんなT470sを買った私もかわいそう。ちがう。

ただね、みんなちゃんと比較検討したのかなって思ったんです。

なんかLenovoのサイトでもT470sはX1の下位互換みたいになってるし・・・

実際のところ、真面目に比較したらT470sを選ぶ人のほうが多くなってもいい・・・というか多くならないとおかしいような気がするんですよ。みんなホントに比較した？カーボンボディとかいう響きがカッチョイイから思わずポチッたりしたんじゃない？私もポチる寸前でしたけど？だってカッチョイイじゃん、カーボンボディ。ポチりたい。ちがう。

だから今回は、いかにT470sが優れている製品かを書いていきたいと思います。

X1 CarbonとT470sはほとんど重さが変わらない

X1 Carbon が1.13kgで、T470sが1.32kg。その差はわずかに200gぐらいです。

もちろん、ノートPCの200gは結構な違いですが・・・よっぽどマシンを持ち歩く人でない限りはあまり気にならない違いだといえなくもないと思います。いや、持ってみると結構違いますが・・・でも200gだよ？文庫本1冊ぐらいだよ？

特に私は子どもを保育園に送るようになってからリュックサックを愛用するようになり、手提げカバンを使っていた頃ほど荷物の重さが気にならなくなりました。見た目より便利さ重視になるのはオッサンの証拠です。オッサンには200gの違いなど微々たるもの。オッサンてすごい。

SDカードスロットとLANのコネクタがついてる

X1 CarbonにはMicroSDのスロットしかついてませんが、T470sにはSDカードのスロットがついています。この差はデカイですよね？

特にデジタルカメラの画像を取り込みたい人はSDカードスロットなしだと辛いと思います。っていうか今どきMicroSDとか何に使うの？

あと、T470sにはLANのコネクタがついています。X1 Carbonはついてないので、LANケーブルをぶっ刺したかったら別途アダプタが必要になります。これも使用する場所によっては便利さがぜんぜん違うと思います。

最後にノートPCにLANケーブル挿したのなんてもう、5年ぐらい前ですが・・・。

T470sのほうが安い

同じようなカスタマイズをすると、T470sのほうが1～数万円安くなります。

私のT470sはWindows10のProでメモリを20GB積んでウルトラドックまでつけましたが15万円を切るというお買い得価格でした。

同じような構成をX1 Carbonでやろうとすると、使用する割引クーポンにもよりますが20万円近くになります(そもそもメモリが16GBしか積めないかも)。

ちなみにX1 Carbonではメモリが完全にオンボードなのであとから増設することはできませんが、T470sはひとつ換装できるメモリスロットがあります。最初っから積めるだけ積んでおくほうがベタだと思いますが、あとでメモリを増設したくなっても安心です。実際、20GBはいらないけど、ケチってメモリ4GBとかにするとけっこうしんどいのであとから欲しくなる人もいるはず。