非リア充でインドア派でオタク野郎のパパだっているんだぜ、という話

カバ

晴れた日の日曜日、動物園のテーブル付きベンチに腰掛け、娘とりんごジュースを飲みながらのんびり過ごしておりました。まさに至福。

そんな時、隣の席にやってきた2組の家族。それぞれ1~3歳ぐらいの小さいお子さんを連れて、みんなでお出かけのようです。娘の写真を200枚/分で連写しながら休憩していた私ですが、座席の関係でそのグループが自然と目に入ってきました。

そんな私の目に飛び込んできたのは…

  • 仲良く談笑するママたち(きっとママ友なんだな)
  • おやつやジュースを楽しむ子どもたち(かわいい)
  • 特に会話のない・・・というか互いに全く干渉しないパパ同士(!)

そりゃそうだよな!!そうなるよな!!

なぜかパパ同士を巻き込んで交流したがるママたち

この様子を見て、私も自分のことを振り返らずにはいられませんでした。

私の妻は出産する前から時々友達と遊びにいくことがあり、そういう時はもちろん私は私で自分の時間を過ごしておりました。ところが出産してからしばらく経つと、どういうわけか「ママ友の家族と(パパも)いっしょにみんなで食事にいく」とか、「ママ友グループの家族みんなで(やはりパパも)大きい公園にいく」というイベントに誘ってくるようになったのです。

もちろん家族ぐるみでお出かけすること全否定するわけではないですし、行きたい人たちはどんどん行ってくれればいいんですが…忘れちゃいけない点がひとつ。

私 は リ ア 充 じ ゃ な い

そうだよ。リア充じゃないパパだっているんだよ?

冷静に考えてほしい。「小さい子供がいる」っていう共通点だけで、どうして私が10歳も離れた初対面のシステムエンジニアのおじさんとお話したくなると思うの?いや、システムエンジニアならまだいい。ちょっと年上の体育会系のイケメンやせマッチョと楽しくお話できると思うの?100000歩譲って結果的に仲良く慣れる可能性があるとしても、見ず知らずのマッチョマン(しかもイケメンリア充)と私が積極的にお話したいと思うわけないじゃない(力説)!!

前述の動物園で出会ったグループも、明らかに体育会系のガタイの良いパパと、ヒョロヒョロでインテリ派のパパでした。こんなん2人を会わせる前にどう見たって気が合わなそうなこと、ママ同士で分かってあげられなかったのかしら。そんなこと最初から気にしてないのかな?ママ同士が楽しく談笑している間、子どもの面倒をパパに見させようっていうぐらいにしか考えてないんじゃないか…っていうのは邪推が過ぎるでしょうか。実際、やることなさそうなパパ2人がそれぞれの子どもの面倒を一生懸命に見てましたが。

わざわざ土日にパパ同士で交流しなくてよくね?という非リア充パパは思う

そうでなくても普段の保育園やFacebookの地元の友達にパパ友なんてたくさんいますし、わざわざ土日をつぶして知らない家族と交流とか…欧米か…庭でバーベキューパーリーやるんか…と思うんですが、それはやっぱり私がリア充じゃないからなんでしょうか。

土日は部屋を隅々までお掃除して、それから娘と公園いったり買い物いったり、平日のために保存の効くおかずを作ったり空いた時間でゲームしたりあるいはゲーム作ったりブログ書いたりとやることとやりたいことが満載なのですが…それは私がインドア派のオタク野郎だからなのかもしれません。

人には2種類いて、外でパーッと遊んで人とたくさん話してストレスを発散するタイプと、引きこもって自分の好きなことをする時間を黙々と過ごして発散するタイプ。オタクっぽいと非難されようとも、明らかに私は後者です。ビル・ゲイツも言ってましたよ。

オタクには親切に。いつか彼らの下で働くことになるでしょうから。- ビル・ゲイツ

とはいえ奥さんも私のそういう性質を大いに理解してくれているので、最近ではママ友からそういうお誘いがきてもきっぱりと断ってくれます。偉大な妻。持つべきものは夫を理解してくれる妻。100000回結婚して欲しい。

最後のはただの惚気ですね。
じぃーまでした。