生まれて初めて作ったアプリ「ロボラン」のAndroid版を今さらリリースしました

2016年2月12日

ロボラン

今から約2年半前に生まれて初めて作ったゲームアプリ「ロボラン」のAndroid版をリリースしました。

ロボットを作って戦うアプリです。

Get it on Google Play

ロボラン-ロボットバトルランキング-公式サイト – つくって、たたかえ!
(公式サイトも作ったけど、30分ぐらいで作ったのでかなりひどい)

なぜ今さら2年半前のアプリを…?

ものすごく今さら感あるのですが、なにげに「ロボラン」のiPhone版は今でも少なからずプレイしてもらっているんですよ。なんとAppStoreでの評価も異常に高く、その作りの粗さ、初めて作った感にも関わらず私史上最高の傑作扱いなんです。うれしいような悲しいような…。

ロボランのAppStoreレビュー
ロボランを App Store で

なのでずっと移植しようと思ってはいたのですがなかなか踏みきれず、結局2年半ほどかかってしまいました。光陰マジで矢のごとしです。

この2年半前にリリースしたロボランと

ロボラン_装備変更画面

先日リリースした「うさねこしわけ」

うさねこしわけ

を見比べると、2年半の独学でどこまでアプリの開発が上達するのかが分かるかもしれません。アプリ開発の技術というか、お絵描きのスキルが上がった感じがします(笑)。

技術的な話

技術的に移植の話をすると、今回はcocos2d-iPhone 2.0からcocos2d-x 3.8への移植でした。どっちもお互いに兄弟みたいなモンだから適当にテキスト置換しまくればいけるだろ…という軽いノリで取りかかったのですが、実際には地獄のように大変で、置換しまくるだけでは全然移植できませんでしたし、廃止になったクラスがあったし、cocos2d-xはNSArrayと違って簡単に永続化できないし、そもそも素人が初めて書いたプログラムなんてグジャグジャすぎて読めたモンじゃないし、など問題が山積みでした。結果、3日で終わると思った移植に2週間かかりました。2週間も置換しまくったんです。チカン、ダメ、ゼッタイ。

さらに、iPhone版をこのあとどうすんだっていう問題も産まれました。

現在(2016/02/08)AppStoreで配信しているロボランはまだちゃんと動作こそしますが、それも時間の問題です。もうゲーム自体もアプリ内広告もフレームワークが古すぎるし32ビットだしでそのうち動作しなくなるでしょうし、そもそもそれらが原因で、現時点でAppStoreの検索から除外されている気がします(多分)。今ダウンロードしてくれている人は、このブログからたどり着いてくれた人々でしょう。

今回作りなおしたバージョンではAndroid版と同時にiOS版もリリースできるのですが、残念ながら古いバージョンのロボランとはセーブデータの互換性がないので、そのままアップデートとしてリリースすると皆さんの大事なセーブデータが吹っ飛びます。それはとても申し訳ないので、新しいアプリとしてリリースするなりなんなりの作戦を考え中です。めんどくさい!

それにしてもcocos2d-iPhoneのアプリをcocos2d-xに移植するという、役に立つのか立たないのか微妙だけど需要はありそうなスキルを身につけたので、どこかでお金に変えられないかとニヤニヤしながら模索中です。ニヤニヤ。なんかいい仕事があったらご連絡くださいニヤニヤ。

次は何する?

まだまだcocos2d-iPhoneで開発したアプリはあるので、それをAndroidに移植するか(たぶん慣れてる今なら早くできる…たぶん)、それとも新しいアプリを作るか(その方が楽しい)検討中です。っていうか雑貨屋も少し手を入れないといけないし…1人企業はマジ忙しいっすわー。つれーわー。

じぃーまでした。