福利厚生に彼を殺されていいものか
「福利厚生を考えると冒険はできない」
久しぶりに再開した友達に、そう言われたんですよ。
これはただの自慢ですが、私は今、好きなことばっかりして生活しています。私の実力じゃなくて、ただ人に恵まれたのとラッキーなだけですが。
とにかく自分の会社で自分のやりたい仕事をしているわけです。
そんな私は学生時代は堅実で、自分の会社を作ろうなんて夢にも思わないタイプでした。っていうか今の会社だって、尊敬する人に「作ったほうがいい」と言われたから作ったわけですし。言われるまま、流されるままに生きてきた感じあります。
その友達は小学生の頃から一味違うヤツで、家庭用ゲーム機を改造して基盤むき出しで使ったり、小学生にしてプログラムを書いているような男でした。たしか実行中のゲームのメモリを直接書き換えるのを初めて見たのは彼の家だった気がする。将来、ぜったい何かすごいことをやると信じてたし、今でもなにかやってくれると思っています。
でも彼は、福利厚生を考えると冒険はできないのだそうです。
うーむ。
まぁ、福利厚生が大事なのはわかりますが・・・。
でも福利厚生って人生を捧げるほど大事かな・・・？
人生、なにをやっても1回だけのコンティニュー不可やり直しなしの1発勝負なのですから・・・福利厚生を気にしてやりたいことをやらないのは、ちょっともったいないような気がするのは私が恵まれているからでしょうか。ですね。でもさぁ・・・。
あのウォズニアックを解き放つ方法はないものか。
じぃーまでした。