いわゆる自社広告ネットワークを自前で実装しました。

前回こんなことを書きました。

ン十万円かけてアプリのプロモーションした結果、自社広告ネットワークが大事ということがわかったのでそれをやってます | はみ出るじぃーま

要約すると、「ゲーム内に自分が作った他のゲームを紹介する仕組みを作ったらウハウハだよね」ということです。あれから10日、そんなステキな仕組みの導入が完了しました。名前は暫定で「AD連携プラグイン」とか呼んでいますがピンとこない上に自分の中以外で使わないので別になんでもいいです。あと10日と書きましたが、夏休みの間に作ったので実際には2日もかかってません。天才!

AD連携プラグインには2つの機能があります。

機能その1:小さいアイコン

ものすごく小さくて恐縮ですが、このように他のゲームのアイコンを小さく表示します。タップするとストアに飛びます。表示するゲームはランダム(ただしプレイ中のゲームは除く・・・プレイ中のゲームを紹介しても仕方ないもんね!当たり前!)です。

どのゲームでも「ギリ邪魔に感じないかな~?」という位置・サイズに調整したつもりですが、端末の種類などによってはやっぱり邪魔に感じるかもしれません。簡単に表示/非表示が切り替えられるので、苦情が殺到したら設定で非表示にできるようにします。たぶん。

また表示するゲームのデータはサーバから引っ張ってくるので、アプリを更新しなくても即座に新しいアプリを宣伝できるようになりました。まぁ、そんなに頻繁に新作アプリを出せるとは思えないけど・・・いや出す、出すんだよ(願望)!

あとサーバと簡単に言ってますが、バックエンドには「ニフクラ mobile backend」を使っています。実装が簡単だしコスパもいいのですこぶるオススメ。

mBaaSでサーバー開発不要! | ニフクラ mobile backend

機能その2:ゲーム一覧パネル

もうひとつの機能は、このように画面全体にゲームの紹介を表示する機能です。これももちろんタップするとストアに飛びます。データもサーバから取得です。表示順もサーバ側で制御。べんり!

ゲーム本体にあまり手をいれなくてもいいように、UGUIのCanvas内に目一杯表示したり重ね順を調整したり表示状態を取得するメソッドを実装したりといろいろ工夫しました。なんか私・・・いっぱしの開発者みたいじゃないスか・・・自分の才能に嫉妬・・・!

今後

いわゆる自社広告ネットワークが完成したので、また有料の広告を配信して様子をみたいと思います。前にお願いしていたところはいろいろとイマイチだったので、広告ネットワークもいろいろ試してみたいところです。

前にもどっかに書きましたが、現在の目標は「ゲームの寿命を延ばして、細く長く収益を得るようにすること」です。

大抵の個人開発者さんがそうだと思いますが、ゲームアプリの収益は「つくる」「話題になって一山当てる」「山が過ぎたら売上がほとんどなくなる」という感じで、短期的にガッと稼ぐか稼げずに終わるかの二択でした。そのために私もゲームを量産しまくったし、それはそれで悪くないのですが、どうにも山師的な仕事になりがちです。

今回の自社広告ネットワークや広告費を使ったゲームの販促は、山師的個人開発者とビジネスとしてやっていく開発者を分けるひとつの分岐点になるのでは・・・と思っています。

まぁ、劇的な効果が上がっても上がらなくても絶対に損しないので、この調子でいろいろ試していきたいです。

じぃーまでした。