今すぐゲームをやるべし

2016年1月3日

漁のようす

みなさんも、「いつかやろう」と思ったまま何年もやってないことの一つやふたつ、ありますよね。

以下は2ちゃんねるで有名なコピペです。

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、
きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。
お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。
やがて大漁船団ができるまでね。
そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、
子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、
歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

全ての時間を全力で仕事に注げばうまくいく?

私は元々ヘビーなゲーマーだったのですが、脱サラしてから2年ほど全くゲームをしませんでした。ゲームしている時間があったら仕事する、とにかく1秒でも早く稼げるようになる…っというスタイルで生活していたのです。

長い人生そういう期間があったって別に悪くないと思うのですが、これにはいくつか問題があります。

問題点1:人生が楽しくなくなる

仕事自体ももちろん最高に楽しいのですが、かといって毎日仕事ばっかりしてるとさすがに楽しくなくなってくる時があります。いくらカレー好きでも毎日カレー食ってたら1週間ぐらいでそうめんが食べたくなったり語尾が「ナマステ」になったりしますよね。

仕事や目標以外に、自分が好きなことをやる時間を持ってリフレッシュすることがとても大切です。仕事に対する意識が高くて、かつまだまだ稼げない人は特に仕事一筋になりがちじゃないでしょうか。人生は仕事だけじゃないです。

問題点2:いずれゲームもできなくなる

例えばもし10億円ポンともらって「もう好きなことだけしてればいいよ」と言われたら、あなたは何をするでしょうか。私はとりあえず1年ぐらいゲームして過ごすと思います。だってゲーム好きだもの。

いつかお金をバリバリ稼いだらゆっくりゲームしよう…そうぼんやり思っていた時期もあったのですが、いつになったらそんな日が来るのでしょうか。

そんな日が来る前に事故や病気で自分が死んでしまうかもしれないし、ゲーム業界が衰退してプレイするゲームがなくなるかもしれません。

もし今すぐに自分がやりたいことができるなら、迷わずそれをやるべきです。時間は無理やり作りましょう。なんか人生はサービスが悪いことに1回しかなくてコンテニュー不可らしいので、気が付くと好きなことができなくなってしまいます。もったいない。

問題点3:余裕が持てなくなる・視野が狭まる

仕事ばかりしているともちろん仕事には詳しくなるのですが、どんどん視野が狭まっていきます。そうするとアイディアも貧困になり、前述のように仕事に飽きてきて能率が下がったりと悪影響のオンパレードです。

私はおもしろ雑貨評論家でおもしろ雑貨屋の店長ですが、あまりにも雑貨屋の仕事ばかりしていると正直言って何がおもしろ雑貨なのか、おもしろ雑貨ってなんなのかわからなくなってきます。※元々、適当ですけどね。

時には趣味に没頭することで脳が余裕を取り戻すこともありますし、アイディア発想の良い情報源になることもあります。デキる男は仕事以外のことも積極的にやってるもんです。そう、人生の大切なことは、すべて寄り道にあるのかもしれません。なんか良い事言った。

だからゲームをしよう

というわけで脱サラから概ね2年経ちましたが、最近はちょくちょくゲームをしたり、平日の昼間から気になった場所を見に行ったりしています。要するにこの記事も自分がゲームをするための正当化な気がしないでもないですが、まぁいいじゃん(適当)。

みなさんも積極的に趣味を「予定」として繰り入れて、毎日楽しく過ごしましょう。ただしやり過ぎにはご注意。特にネットゲームとかは際限がないですからね。