ゲーム開発を始めたい?じゃあガンプラだな!

ソースは忘れたけど「小説家のように形のないものを作り続ける職業は病む」という話、確かに実感としてあるかもしれないという気持ちがあります。

(前にも書いたかもしれないけど、別にブログに同じことを何回も書いてはいけないなんてルールはないのだワハハ)

私も5年とかそういうスパンでゲーム開発ばっかりやっててぜんぜん平気だったけど、ここ2~3年はガンプラに救いを求めていて非常に助かっています、たぶん

思うに、ゲーム開発は常に頭を使う作業が続きます。

どうやったら楽しくなるかとか、どうやって実装するかとか、どうやったら処理が軽くなるかとか、パソコンに向かっている間、常に工夫の余地を探してる感じ。

対してプラモデルは、もちろん工夫を考える要素もたくさんありますが、基本的に無心になる作業ばっかりです。

特にヤスリがけ。プラモデルの中でもガンプラはヤスリがけに始まってヤスリがけに終わるイメージ。ずっとヤスリかけてんなオメー(訳注:飛行機のプラモデルなどはそこまでヤスリをかけない、細かいモールドが消えたりする)

物体の表面を磨いて削って見た目と触感で状態を確認する、塗料は臭いし、いろんな感覚が刺激されます。

そうやって感覚を駆使して作った現物が手元に残る満足感は、ゲーム開発ではなかなか得られないものです。パッケージ版とか出せたら感じられるのかもしれないけども・・・。

とにかく、無心になって五感を使うというのはすごくなにか大事なものを取り戻している感覚です。マインドフルネスっていうアレに通じるのかもしれない、しらんけど

割と最近まで、ガンプラをやってると「この時間を開発に使わないなんてもったいない!」という焦りのような気持ちが(実は)あったのですが、最近は必要な時間なのかもしれないと考えるようになりました。

あと単純に、やっぱり自分の手でカッコいいものができるとすごくワクワクします。

ゲーム開発ももちろんワクワクするんだけど、どうしても完成まで長くなるからワクワクしていられる期間が相対的に短いです。

難易度調整とかバグ修正とか、とてもワクワクが持続できない作業が多すぎるんだなぁ・・・

とにかく、ワクワクするという感覚はすごい大事で、それが創作の根源であってすべてなので、ワクワクできなくなったら違う仕事をしようと思ってるくらいなわけで、そんなワクワクする感覚をゲーム開発以外で摂取できる趣味は貴重です。

とにかくプラモデルはゲーム開発と相性がいいという話です。

だから私はいつも言っています。ゲーム開発を始めたい?それじゃあガンプラをやろうね!

じぃーまでした。