Unity開発用のパソコンを自作しました
10年以上ぶり自作パソコンを作りました。10年ぶりなので苦労するかと思いきや、特になにもないどころか10年前よりもっと簡単になっている気がします。人類の進歩マジすげーなー私も進歩したい。
最初は普通に完成品のデスクトップPCを買おうと思ったんですけど、いろいろと調べているうちに自作のほうが安上がりなことに気づき、そうなると久々に自作PCやってみてもいいかな~やろうかな~なんかもう無性にやりたいな~という気持ちになったので思い切って自作にしました。こういう書き方をすると自作パソコンって安いんだぁ~!ちょっとアタシのも作ってよ!というヤバイドラッグをキメた直後じゃないきゃできないであろう正気と思えないご要望をいただくことがままあるのですが、「自分がほしいスペックのPCを自分が調べた範囲では安かった」というだけで、既製のPCより自作PCのほうが必ずしも安いとは限らないので注意が必要です。あとドラッグはよくないダメ絶対。
2019/07/01追記
Unityの有料ライセンスは1シートにつきパソコン2台までだったらしく、新しくライセンスを購入するハメになりました。でも家でもWindowsで開発したいしMacはiOSのビルドに必要だし・・・高ぁい・・・
スペック(だいたい)
- Windows01 Pro
- Intel Core i7 9700K
- GeForce GTX 1650
- メモリ16GB
- M.2 SSD 512GB
- HDD 2TB(1TBx2)
- SSD 128GB(家に落ちてたやつ)
- 横がアクリルで中身が見えちゃうスケスケイケメンなケース
構成のポイントはCPUがCorei7のいっちゃんいいやつで、SSDにM.2のSSDを搭載してるところです。
私が作っているような2Dの小さいゲームにはでかいメモリ容量も巨大なHDDもいらないので、テーマは「コンパクトで高速」という感じ(?)。あとディスプレイとスピーカーとキーボードとマウスは使い慣れたものを使うので含みません。最近のパーツとかぜんぜん知らないので売れ筋とかお店のオススメのパーツばっかり選びました。みんなが選んでるパーツならだいたい間違いない(思考放棄)。
価格
しめて154,060円でした。
正直グラフィックボードと2TBのHDDは別にいらなかったし追加の冷却ファンとかCPUグリスとかあってもなくてもいいやつを買ったしCPUも2番目3番目のやつとそこまで性能差があるわけでもないので、真面目に切り詰めれば余裕で10万円を切れると思います。
よかったこと1 Unity Editorがめっちゃ早くなった
唯一にして最大の目的だったUnity Editorでの開発の高速化が達成されました。
コードを少し直す->エディタでテストする->コードを少し直す・・・
という繰り返しの中で毎回10~30秒ぐらいの待ちが発生していて、1回ずつは大したことないのですが、1日中(1年中?)繰り返していると結構なストレスになっていました。ビルド時間を短縮できるAssembly Definitionはフル活用しているしノートPCもまぁまぁ悪くないCPUを積んでいるのでそんなに長くないはずなのですがそれでも長い。
この待ち時間が体感で半分~1/3ぐらいになったので私はもう大満足です。
よかったこと2 納期が早かった
カスタマイズして購入するタイプのデスクトップPCの納期はだいたい1~2週間ぐらいだと思いますが、ドスパラさんでパーツを一式購入したら翌日に全部届きました。売れ筋とかセット販売のお得なパーツを中心に選んだので、取り寄せ品とかひとつもなかったのがよかったのかも。
よかったこと3 ゲームがサクサク動く・・・動いてしまう
別に必要もないのにまぁまぁなグラフィックボードを積んでしまったので、3Dのゲームがサクサク動いてしまいます。M.2 SSDのせいでロード時間も爆速・・・快適・・・快適すぎる・・・。
いやゲームとかしませんけどね・・・ゲームを開発するためのパソコンであって、遊ぶためのパソコンじゃないですからね・・・ホントだよ・・・Steamのオススメとかあります?
よかったこと4 ノートPCを持ち運ぶ必要がなくなった
ノートPCを持ち運ぶことによっていつでもどこでも開発できるという素晴らしいメリットがあったのですが、使ってるThinkPad T470sという機種は決して軽いやつではないので、保育園の送り迎えの時なんかはけっこうしんどい感じでした。事務所にハイスペックなPCが配備されたことでノートPCは自宅での作業用になり、持ち運ぶ必要がなくなりました。
ちなみに私はカフェで作業とかしたくない人です。
よかったこと5 楽しかった
久しぶりに自作PCやったらめっちゃ楽しかったです。次はジャンクパーツを集めて激安パソコンでも作ってヤフオクで売って儲けたら楽しいかもしれない。
悪かったこと1 プロジェクトの管理が面倒になった
2台のPCで同じゲームを開発するとなると、当然バージョン管理が必要になります。DropPointかなにかでお手軽に共有しようかとも思ったのですが、開発中のゲームをあまりインターネットに晒したくないのでとりあえずポータブルHDDにGitのリポジトリをコピーして共有する方式にしました。やっぱり面倒くさかったらやめます。
悪かったこと2 追加のケースファンとCPUグリスいらなかった
CPUがいっちゃんいいやつでM.2 SSDもめっちゃ発熱するという噂だったのでケースファンを買ったり家にあったやつを追加したりしました。CPUを100%でブン回しても40度ぐらいで止まるのでそんなにファンをつけなくても良かったです。あとCPUグリスも買いましたがCPUファンにグリスが付属してたのでダブリました。
悪かったこと3 ゲームがサクサク動く・・・動いてしまう
これは やっぱり よくない。
これで開発効率が10000倍に上がったので(当社比)、引き続きガンガン開発していこうと思います。
ところでSteamのオススメあります(教えてはいけない)?
じぃーまでした。
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